ドラム式洗濯機おすすめ10選|乾燥・手入れ・設置性で比較

家電とおもちゃのブログ

こんにちは、家電とおもちゃのブログのなおさんです。

ドラム式洗濯機を選ぶとき、容量や価格だけを見ていると意外なところで差が出ます。

たとえば同じ12kgクラスでも、乾燥容量は6kgと7kgに分かれますし、ヒートポンプ式でも乾燥経路の掃除方法やフィルターのお手入れはメーカーごとにかなり違います。

さらに、本体が防水パンへ収まっても、ドアを開くと洗面台にぶつかったり、蛇口の位置が合わなかったり、搬入時に洗面所の入口を通れなかったりすることもあります。

だから私は、洗濯から乾燥まで日常的に任せたい人ほど、乾燥方式だけでなく、お手入れと設置条件までセットで比べるのが大切だと考えています。

この記事では、2026年9月2日時点で比較しやすいドラム式洗濯乾燥機を中心に、家族向けの大容量モデルから一人暮らし・二人暮らしでも検討しやすいコンパクトモデルまで見ていきます。

記事のポイント
  • ドラム式洗濯機で重視したい乾燥方式の違い
  • おすすめ10モデルの容量と使い分け
  • 乾燥フィルターや排水部の手入れの違い
  • 防水パンや扉方向で失敗しない確認方法


ドラム式洗濯機の結論

ドラム式洗濯機を買う価値が大きくなるのは、洗うだけでなく乾燥まで日常的に使う家庭です。

そのうえで、容量、乾燥方法、お手入れ、設置寸法を順番に見ていけば、自分に必要な機種が見えやすくなります。

乾燥まで使う人に向く

ドラム式洗濯機の一番分かりやすい魅力は、洗濯物を干す工程そのものを減らせることです。

夜に衣類を入れて洗濯から乾燥まで運転し、朝に取り出す使い方ができれば、天気を見ながら干す時間や、帰宅後に湿った洗濯物を取り込む手間も減らせます。

洗濯物を干す手間がなくなり、夜に入れて朝にはふかふかに仕上がるドラム式洗濯機のメリットを示すイラスト
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共働き家庭や子育て家庭では、ここに大きな価値を感じやすいでしょう。

一方、ほとんど外干しで、乾燥機能は雨の日に少し使う程度なら、高価なドラム式を選んでも機能を活かし切れない可能性があります。

その場合は、縦型を含めて比較したほうが予算とのバランスを取りやすいです。

ドラム式と縦型の両方から検討したい場合は、サイト内の洗濯機おすすめ12選と用途別の選び方も参考にしてください。

ドラム式を選びやすい人

洗濯物を干す時間を減らしたい人、タオルや普段着を乾燥まで任せたい人、天候に左右されず洗濯したい人には、ドラム式のメリットを感じやすいでしょう。


10モデルを比較

今回取り上げる10台を、購入時に確認したい項目で比べます。

単純な販売台数順のランキングではありません。

乾燥を毎日使う家庭、大容量が必要な家庭、手入れを減らしたい人、設置奥行きを抑えたい人など、用途を変えながら選んだ10モデルです。

モデル 洗濯 乾燥 乾燥方式 主な特徴
パナソニック NA-LX129E 12kg 6kg ヒートポンプ 乾燥・温水・自動投入
日立 BD-STX130M 13kg 7kg ヒートポンプ 大容量・らくメンテ
東芝 TW-127XP5 12kg 7kg ヒートポンプ 温水洗浄・UV・大容量乾燥
シャープ ES-12X1 12kg 6kg ハイブリッド 省エネ乾燥・自動お掃除
AQUA AQW-DXS12A 12kg 6kg ヒートポンプ 高さを抑えた大容量
東芝 TW-127XM5 12kg 7kg ヒートポンプ 基本機能と7kg乾燥
シャープ ES-12P1 12kg 6kg ヒートポンプ 省エネと自動投入
シャープ ES-8XS1 8kg 4kg ヒートポンプ 奥行600mmの小型設計
AQUA AQW-DMS10A 10kg 5kg ヒートポンプ 奥行598mmの薄型
パナソニック NA-SD10UAL 10kg 5kg ヒーター 高さと奥行きを抑えた設計
洗濯容量12kgに対して乾燥容量が6kgになるなど、ドラム式洗濯機における容量の違いを比較した図
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ここで見てほしいのが、洗濯容量と乾燥容量は同じではないという点です。

12kg洗える機種でも乾燥容量が6kgなら、12kg分を洗ったあと、そのまま全部を乾燥できるわけではありません。

毎回まとめ洗いから乾燥まで一気に終えたい家庭では、洗濯容量より乾燥容量を先に確認したほうが実生活に合いやすいですよ。


ドラム式洗濯機の選び方

製品一覧を見ると、自動投入やスマホ連携など目立つ機能に目が行きます。

ですが、長く使うことを考えるなら、その前に乾燥方式、容量、手入れ、設置場所を確認したいところです。

乾燥方式から選ぶ

洗濯機のドラム式をおすすめするうえで、まず見たいのが乾燥方式です。

現在の上位モデルや中上位モデルでは、ヒートポンプを使う製品が多くなっています。

ヒートポンプ式は、空気中の熱を利用しながら除湿して乾燥させる仕組みで、比較的低い温度で衣類を乾かしやすく、ヒーター式に比べて消費電力量を抑えやすいのが特徴です。

乾燥をほぼ毎日使う予定なら、私はヒートポンプ式から比較するのがおすすめです。

約60度の低温で乾燥させるヒートポンプ式が、毎日の使用に適していることを示すイラスト
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一方、ヒーター式は構造や製品設計によって本体を小さくしやすく、コンパクトモデルで採用されることがあります。

乾燥頻度が低く、設置スペースの都合を優先するなら、ヒーター式が必ず不向きというわけではありません。

重要なのは、乾燥方式の名前だけで良し悪しを決めず、定格容量で洗濯から乾燥した場合の消費電力量と運転時間まで見ることです。

たとえばパナソニックNA-LX129Eは、洗濯から乾燥6kgの標準乾燥モードで消費電力量約800Wh、目安時間約98分とされています。

対して同社のコンパクトなNA-SD10UALは洗濯から乾燥5kgで約1,980Wh、目安時間約195分です。

もちろん容量も構造も違うため単純な優劣ではありませんが、乾燥を頻繁に使う家庭ではこうした差が積み重なります。

乾燥方式については、メーカーによる仕組みの説明も確認しておくと分かりやすいです。(出典:パナソニック「ドラム式洗濯乾燥機」

◆なおさんのワンポイントアドバイス

乾燥まで毎日使うつもりなら、本体価格だけで決めず、洗濯から乾燥までの消費電力量も見てください。数年間使う家電なので、乾燥回数が多い家庭ほど違いを感じやすいところです。


洗濯と乾燥容量を見る

洗濯容量は家族人数だけで決めるより、何日分をまとめて洗うかで考えると選びやすくなります。

一人暮らしでも週末にまとめ洗いをするなら8kg程度あると余裕が出ますし、4人家族でタオルや子どもの衣類が多ければ10kgから13kgクラスが便利です。

そしてドラム式では、洗濯容量以上に乾燥容量が重要になることがあります。

現在の大容量モデルでは、洗濯12kg・乾燥6kg、洗濯12kg・乾燥7kg、洗濯13kg・乾燥7kgといった組み合わせが見られます。

家族分をまとめて乾かすなら、1kgの差でも使い勝手が変わることがあります。

ただし、乾燥容量7kgだから毎回7kg詰め込むのが最適とも限りません。

シャツのシワを減らしたいときや、厚手のタオルをふっくら乾かしたいときは、衣類に動く余裕を持たせたほうが仕上がりやすいからです。

毛布、掛け布団、おしゃれ着については、標準容量とは別にコースごとの上限が決められています。

大物を洗いたい場合は12kgだから洗えると判断せず、購入候補の取扱説明書で対象サイズと重量を確認してください。


毎日の手入れで比べる

ドラム式洗濯機は、乾燥機能を使うほど糸くずやホコリが乾燥経路に集まりやすくなります。

そのため、購入直後の乾燥性能だけでなく、半年後や数年後も手入れを続けやすいかが重要です。

以前のドラム式では、乾燥するたびにフィルターを外してホコリを取る作業が当たり前という印象がありました。

最近は、乾燥ダクト、熱交換器、ドアパッキンなどを自動で洗う機能や、乾燥フィルターのお手入れ回数を減らす仕組みを搭載したモデルが増えています。

日立BD-STX130Mは「らくメンテ」を採用し、乾燥フィルターそのものをなくして、洗濯から乾燥で出るホコリや糸くずを大容量糸くずフィルターへ集めます。

シャープES-12X1やES-12P1では乾燥ダクトなどを自動で洗う機能が用意されています。

AQUA AQW-DXS12Aでは乾燥フィルター自動おそうじやドアパッキン自動おそうじを搭載。

一方で、「自動お掃除」と書かれていても、利用者の掃除が完全になくなるわけではありません。

自動お掃除機能が搭載されていても、乾燥フィルターやドアパッキン周辺など定期的な手入れが必要な箇所を示すドラム式洗濯機の断面図
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排水フィルター、洗剤ケース、ドアパッキン周辺、糸くずを受ける部分など、定期的な確認は必要です。

購入前には製品ページだけでなく、取扱説明書のお手入れページまで見ると、使い始めてからの負担を想像しやすくなります。


奥行きと高さを確認する

カタログの数字だけでなく、実際の設置スペースや間取りをメジャーで測る重要性を示すイラスト
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ドラム式で失敗しやすいのが、本体幅だけを測って置けると判断してしまうことです。

一般的な大容量モデルはボディ幅600mm前後でも、給排水ホースを含む総外形幅は630mmから645mm程度になる製品があります。

奥行きも700mmを超えるモデルが多く、洗面台より前へ本体が大きく出る場合があります。

対してシャープES-8XS1は本体奥行600mm、AQUA AQW-DMS10Aは総外形寸法で奥行598mmと、奥行きを抑えたい家庭でも比較しやすい設計です。

パナソニックNA-SD10UALも奥行650mmなので、大容量LXシリーズより設置候補を広げやすくなっています。

高さも忘れられません。

AQUA AQW-DXS12Aは総外形高さ943mmですが、シャープES-12X1は給水ホースを含めて高さ1,120mmです。

洗濯機上部に棚や窓、水栓がある家では、この差がかなり重要になります。

本体寸法だけで判断しないでください。

メーカーが示す壁との間隔、排水ホースの取り回し、防水パン内寸、水栓位置、ドア開放時の寸法まで含めて確認する必要があります。設置可否の最終判断は販売店や設置業者へ相談してください。


ドアの開く方向を見る

右開きと左開きを選べるモデルでは、設置場所に合わせて扉方向を決めます。

基本的には、ドアを開けたときに壁や洗面台が邪魔にならず、洗濯かごから衣類を入れやすい方向を選びます。

たとえば洗濯機の右側に壁がある配置で、右側へドアが大きく開くと衣類を出し入れしにくくなることがあります。

ただ、間取りによっては反対側の洗面台、浴室入口、収納扉との位置関係もあるので、「壁が右なら必ず左開き」のように決めつけないほうがいいでしょう。

実際の動きを想像しながら、ドアを全開にしたときの必要寸法まで確認してください。

洗濯機のドアを開けた際に、壁や扉に干渉しないか動線とスペースを確認するよう促す図
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また、搬入経路は設置場所とは別に測ります。

玄関、廊下、曲がり角、階段、エレベーター、洗面所の入口まで、一番狭い場所が本体より小さければ搬入できません。

90kg前後のモデルもあるため、自分で持ち上げて設置するのは避け、配送設置サービスを利用するのが安全です。


便利機能は使うものを選ぶ

ドラム式洗濯機には、液体洗剤・柔軟剤の自動投入、温水洗浄、スマートフォン連携、衣類の除菌・消臭コースなど、多くの便利機能があります。

自動投入は、洗濯のたびに洗剤と柔軟剤を計量する必要がなくなるので、毎日洗濯する家庭ほど便利に感じやすい機能です。

ただし、自動投入タンクや経路にも定期的なお手入れがあります。

温水洗浄は、黄ばみやニオイが気になる衣類を洗いたいときに役立ちますが、コースによって洗える容量や衣類が変わります。

スマホ連携は、終了通知や外出先からの予約変更などを使う人には便利です。

逆に、本体のスタートボタンしか使わない家庭なら、スマホ機能の有無を優先する必要はありません。

高機能モデルほど何でも良いのではなく、週に何回使う機能なのかを考えて選ぶと無駄を減らせます。


ドラム式洗濯機おすすめ10選

ここからは、2026年9月時点で購入候補にしやすい10モデルを詳しく見ていきます。

販売状況や価格は日々変わるため、購入時にはAmazonやメーカー公式ストア、正規販売店で最新の在庫、型番、保証、設置条件を確認してください。

パナソニック NA-LX129E

乾燥まで日常的に任せたい家庭で、まず比較候補に入れたいのがパナソニックNA-LX129EL/Rです。

洗濯12kg、乾燥6kgに対応し、「大風量ヒートポンプ はやふわ乾燥」を搭載しています。

洗濯から乾燥6kgの標準乾燥モードは、メーカー公表値で目安時間約98分、消費電力量約800Whです。

乾燥を毎日のように使う家庭では、短い時間と消費電力量のバランスが魅力になります。

さらに、温水泡洗浄、自動投入、スマホ連携なども用意されており、「洗う・乾かす・投入する」を一台に任せたい人には使いやすい構成です。

本体寸法は約604×1,011×722mmで、給排水ホースを含む総外形寸法は幅639×高さ1,060×奥行722mm。

コンパクトとは言えないため、購入前の採寸は欠かせません。

向いている人:洗濯から乾燥まで頻繁に使う家庭、温水洗浄や自動投入も活用したい人。

確認点:乾燥容量は6kgです。12kg洗濯した衣類を全部そのまま乾燥する使い方には向きません。


日立 BD-STX130M

日立BD-STX130Mは、洗濯13kg、乾燥7kgの大容量ビッグドラムです。

家族の衣類、タオル、シーツなどをまとめて洗う家庭にとって、13kgの洗濯容量と7kgの乾燥容量は大きな魅力になります。

乾燥にはヒートポンプ式の「らくはや 風アイロン」を採用。

標準コースで洗濯から乾燥7kgまでの目安時間は約93分、消費電力量は約1,150Whです。

このモデルを選ぶ理由として見逃せないのが「らくメンテ」です。

乾燥フィルターをなくし、ホコリや糸くずを大容量糸くずフィルターへ集める構造を採用しています。

洗濯槽、乾燥経路、ドアパッキンにも自動おそうじ機能があり、日常のお手入れ回数を減らしたい人と相性がいいですよ。

外形寸法は幅630×奥行720×高さ1,065mm、質量は約93kg。

向いている人:4人以上の家庭、乾燥量が多い家庭、乾燥フィルター掃除の負担を減らしたい人。

確認点:本体がかなり重いため、搬入経路と床の状態も販売店へ確認しておきましょう。


東芝 TW-127XP5

東芝TW-127XP5は、洗濯12kg、乾燥7kgに対応したZABOONシリーズの上位モデルです。

6kg乾燥では少し足りないと感じる家庭で、7kgまで乾かせることが大きな魅力になります。

乾燥はヒートポンプ除湿乾燥の「ふんわリッチ速乾」を採用。

洗浄では温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄EXを備え、温水を使った衣類ケアまで重視したい人にも候補になります。

さらに、UVを使った衣類ケア、自動投入、大型カラータッチパネル、スマートフォン連携にも対応しています。

メーカー公表の運転音は洗い約32dB、脱水約37dB、乾燥約48dBです。

ただし、運転音は床の材質や設置状態、衣類の片寄りでも変わります。

数値だけを見て夜中でも周囲へ響かないと判断しないようにしてください。

向いている人:7kg乾燥が欲しい家庭、洗浄機能やUVによる衣類ケアまで使いたい人。

確認点:2026年9月2日時点では在庫限りと案内されているため、販売状況は購入先で確認してください。


シャープ ES-12X1

乾燥時の消費電力量を重視して比べたいなら、シャープES-12X1が有力です。

洗濯12kg、乾燥6kgに対応し、ヒートポンプとサポートヒーターを組み合わせた「ハイブリッド乾燥NEXT」を搭載しています。

メーカー公表値では、洗濯から乾燥6kgの消費電力量は約590Wh。

乾燥を使う回数が多い家庭なら、比較表で確認しておきたい数字です。

液体洗剤・柔軟剤の自動投入に加え、乾燥ダクトや洗濯槽、ドアパッキンなどの自動お手入れ機能も用意されています。

毎日の家事を減らすという意味では、乾燥性能だけでなく、この手入れ部分も魅力です。

外形寸法は給排水ホースを含めて幅640×奥行719×高さ1,120mm。

とくに高さ方向は事前に確認したいですね。

向いている人:乾燥頻度が高い家庭、省エネ性と手入れの両方を重視したい人。

確認点:乾燥容量は6kgなので、大量の衣類をまとめて洗う場合は乾燥前に量を調整することがあります。


AQUA AQW-DXS12A

AQUA AQW-DXS12Aは、洗濯12kg、乾燥6kgの「まっ直ぐドラム」です。

大容量でありながら、総外形寸法が幅595×奥行667×高さ943mmに抑えられている点が特徴です。

洗濯機の上に棚がある、低い位置に水栓があるなど、高さがネックになって大容量ドラムを諦めかけている家庭では比較する価値があります。

乾燥にはヒートポンプ方式を採用し、洗濯から乾燥6kgの標準コースは目安時間約139分、消費電力量約950Whです。

泡フルウォッシュ、お湯洗い、自動投入、乾燥フィルター自動おそうじ、ドアパッキン自動おそうじなども備えています。

洗濯だけの標準コースが約29分とされているため、普段は洗濯だけ、雨の日は乾燥までという使い方にも合わせやすいでしょう。

向いている人:大容量が欲しいものの高さを抑えたい人、洗濯だけの日も多い家庭。

確認点:本体質量は約95kgです。搬入と設置は専門の配送サービスを利用してください。


東芝 TW-127XM5

最上位機能を全部必要としないなら、東芝TW-127XM5も見ておきたい一台です。

洗濯12kg、乾燥7kgという基本容量は十分あり、乾燥にはヒートポンプ除湿乾燥の「ふんわリッチ速乾」を採用しています。

液体洗剤・柔軟剤の自動投入にも対応。

洗浄では抗菌ウルトラファインバブル洗浄Wを搭載しています。

洗濯から乾燥7kgの標準運転は目安約89分、消費電力量約1,330Whで、乾燥節電では約670Wh、目安約215分です。

つまり、時間を取るか消費電力量を抑える運転を取るか、使い方に合わせられるわけです。

総外形寸法は幅645×奥行722×高さ1,060mm。

向いている人:7kg乾燥と自動投入は欲しいものの、上位機種独自の機能を使い切れそうにない人。

確認点:こちらも2026年9月2日時点では在庫限りです。後継世代との価格差も確認して判断しましょう。


シャープ ES-12P1

シャープES-12P1は、洗濯12kg、乾燥6kgのヒートポンプ式ドラムです。

上位のES-12X1ほど多機能でなくても、ヒートポンプ乾燥、自動投入、自動お手入れをまとめて使いたい人に合います。

メーカー公表の洗濯から乾燥6kgの消費電力量は約700Wh。

低温の温風で衣類を乾かすヒートポンプ方式を採用しているため、乾燥をよく使う家庭でも比較しやすい数値です。

乾燥ダクト自動お掃除、洗濯槽自動お掃除、ドアパッキン自動洗浄など、お手入れを助ける機能も用意されています。

本体の給排水ホースを含む寸法は幅640×奥行719×高さ1,120mmです。

向いている人:ヒートポンプ、自動投入、お手入れ機能を重視しつつ、機能を選んで購入したい人。

確認点:設置寸法はES-12X1と同様に高さがあります。

水栓や棚との干渉を測ってください。


シャープ ES-8XS1

大容量12kgクラスでは大きすぎる人に注目してほしいのが、シャープES-8XS1です。

洗濯8kg、乾燥4kgで、ヒートポンプ乾燥を搭載しています。

給排水ホースを含む外形寸法は幅640×奥行600×高さ1,040mm。

とくに奥行600mmというサイズは、洗面所の通路を広く残したい家庭で大きな魅力です。

洗濯から乾燥4kgの消費電力量は約800Wh、目安時間は約148分。

液体洗剤・柔軟剤自動投入や乾燥ダクト自動お掃除、ドアパッキン自動洗浄なども備えています。

一人暮らしや二人暮らしでも、乾燥まで自動化したいけれど、大きな12kg機は置きたくないという場合にちょうどいい選択肢です。

向いている人:一人から二人暮らし、奥行きを抑えたい人、小容量でもヒートポンプ乾燥が欲しい人。

確認点:乾燥は4kgまでなので、タオルやシーツをまとめて乾かす使い方では容量不足になる可能性があります。


AQUA AQW-DMS10A

AQUA AQW-DMS10Aは、洗濯10kg、乾燥5kgに対応する薄型ドラムです。

総外形寸法は幅595×奥行598×高さ943mm。

10kg洗えるドラム式としては奥行と高さが抑えられており、洗面所が広くない家庭でも候補に入れやすいでしょう。

乾燥にはヒートポンプ方式を採用。

洗濯から乾燥5kgの標準コースは目安約149分、消費電力量約1,065Whです。

お湯洗い、泡フルウォッシュ、自動投入、排水フィルター洗浄コースなども備えています。

容量を8kgまで落としたくない一方、一般的な12kgクラスの奥行700mm前後は大きすぎるという人には面白い位置づけです。

向いている人:二人から三人暮らし、奥行600mm前後を目安に探している人。

確認点:設置可能な防水パンだけでなく、壁までの必要奥行もメーカーの設置案内で確認してください。


パナソニック NA-SD10UAL

パナソニックNA-SD10UALは、洗濯10kg、乾燥5kgのコンパクトドラムです。

本体寸法は幅600×高さ960×奥行650mmで、給排水ホースを含む寸法でも幅639×高さ1,010×奥行650mm。

LXシリーズより奥行と高さを抑えたい家庭で候補になります。

液体洗剤・柔軟剤の自動投入とスマートフォン連携に対応し、日常の洗濯作業を減らしやすい構成です。

一方、乾燥はヒーター式。

洗濯から乾燥5kgの消費電力量は約1,980Wh、目安時間約195分なので、乾燥を毎日使うならヒートポンプ式との違いを確認してから決めたいところです。

つまりこの機種は、乾燥時の省エネを最優先するモデルというより、設置しやすい10kgドラムとして見るほうが分かりやすいでしょう。

向いている人:設置スペースを抑えたい人、自動投入とスマホ連携を使いたい人。

確認点:乾燥頻度が高い家庭は、LXシリーズや他社ヒートポンプ式も比較してください。


暮らし方別のおすすめ

10台を見ても候補が多いと感じるなら、毎日の洗濯方法から選ぶと絞り込みやすくなります。

ここでは、生活パターンごとに注目したいモデルを見てみましょう。

共働きで毎日乾燥、少人数で省スペース、大家族でまとめ洗いなど、生活スタイルごとにおすすめのドラム式洗濯機を分類した図
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共働きなら乾燥を優先

朝から夜まで家を空けることが多い共働き家庭では、天候に左右されず洗濯から乾燥まで終えられる価値が大きくなります。

この使い方なら、ヒートポンプ乾燥と自動投入を中心に見たいところです。

候補はパナソニックNA-LX129E、日立BD-STX130M、東芝TW-127XP5、シャープES-12X1あたり。

特にタオルや普段着を乾燥まで毎日回すなら、定格乾燥時の消費電力量も確認してください。

帰宅時間が一定でない家庭では、スマホから運転状況を確認できる機能も便利です。

ただ、スマホ連携そのものより、乾燥終了後に衣類を長時間放置しなくて済む生活リズムを作れるかも考えておきましょう。


一人二人なら小型も便利

一人暮らしや二人暮らしでは、12kgや13kgの大容量が必要とは限りません。

毎日または2日に1回程度洗うなら、8kgから10kgクラスでも余裕を持ちやすいです。

シャープES-8XS1なら洗濯8kg、乾燥4kgで、ヒートポンプ乾燥を使いながら奥行600mmに抑えられています。

AQUA AQW-DMS10Aは洗濯10kg、乾燥5kgで奥行598mm。

少人数でも週末にまとめて洗いたい人にはこちらの容量が使いやすいでしょう。

パナソニックNA-SD10UALも奥行650mmで設置候補を増やせますが、乾燥方式がヒーター式なので乾燥頻度を考えて選ぶ必要があります。

一人暮らしだから最小容量、という決め方ではなく、洗濯頻度と設置スペースの両方から選んでください。


大人数なら7kg乾燥を見る

家族の人数が多く、毎日の洗濯量も多いなら、洗濯12kgから13kg、乾燥7kgクラスが便利です。

日立BD-STX130Mは洗濯13kg・乾燥7kg、東芝TW-127XP5とTW-127XM5は洗濯12kg・乾燥7kgです。

6kgと7kgでは数字上は1kgだけですが、タオルや子どもの服が増える家庭では、この余裕が役立つことがあります。

ただし、家族5人だから必ず13kgが必要ということではありません。

毎日洗う家庭なら10kg程度でも足りることがありますし、2日から3日分をまとめるなら大容量が便利です。

生活人数ではなく、洗濯かごに普段どれくらいたまるかを思い浮かべてみてください。


省エネなら消費電力量を見る

乾燥をよく使うなら、ヒートポンプという表示だけで比較を終えないほうがいいです。

同じヒートポンプ系でも、定格容量、乾燥制御、運転モードによって消費電力量は変わります。

今回取り上げた中では、シャープES-12X1が洗濯から乾燥6kgで約590Wh、シャープES-12P1が約700Wh、パナソニックNA-LX129Eが標準乾燥で約800Whです。

一方、乾燥容量や運転時間も違うため、数字が小さい機種をそのまま一番お得と考えるのはおすすめしません。

乾燥容量、所要時間、仕上がり、購入価格まで含めて見てください。

また、実際の消費電力量は衣類の素材、量、室温、給水温度などによって変化します。

メーカー公表値は同じ基準で比べるための目安として使うのがいいでしょう。


手入れ優先なら構造を見る

乾燥を頻繁に使うけれど、フィルター掃除が続くか心配という人もいるでしょう。

その場合は、日立のらくメンテのように乾燥フィルター自体をなくした設計や、シャープ・AQUAなどの乾燥経路自動お掃除機能を比べてください。

ただし、手入れが少ないと手入れ不要は別です。

ホコリや糸くずはどこかで回収する必要があります。

排水フィルターに集まるのか、大容量糸くずフィルターに集まるのか、乾燥フィルターを掃除するのかによって作業場所が変わります。

私は、購入前に取扱説明書を開いて「使用のたび」「週1回」「月1回」などのお手入れ項目を見る方法をおすすめします。

ここまで見ると、毎日使ったときの姿がかなり想像しやすくなりますよ。

◆なおさんのワンポイントアドバイス

ドラム式は購入時の華やかな機能より、半年後にも面倒なく使えているかが大事です。乾燥性能と同じくらい、「どこのホコリを何回掃除するのか」を見て選んでください。


購入前に確認したい注意点

ドラム式洗濯機は便利ですが、大型で高価な家電です。

商品を決めてから設置できないことが分かると困るので、購入手続きの前に確認しておきたい項目があります。

ドラム式洗濯機を購入する前に確認しておくべき、搬入経路の幅、古い洗濯機の処分方法、設置場所の高さの3点
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乾燥できない衣類がある

乾燥機付きだから、家庭で洗える衣類を何でも乾かせるわけではありません。

衣類の洗濯表示でタンブル乾燥禁止となっているものは、ドラム乾燥を避ける必要があります。

ウール、絹、皮革、装飾が付いた衣類、熱に弱い素材なども、機種やコースによって扱いが変わります。

防水性の衣類やシートなど、そもそも洗濯機への投入に注意が必要なものもあります。

新しい洗濯機を買うとせっかくだから全部乾燥までと考えたくなりますが、衣類ごとの表示確認は必要です。

お気に入りの服や高価な衣類は、メーカーの取扱説明書と衣類表示の両方を確認してください。


振動は設置条件でも変わる

運転音が30dB台と表示されているモデルでも、実際の室内で同じ聞こえ方になるとは限りません。

脱水時はドラムが高速回転するため、床の状態、洗濯物の片寄り、本体の水平、壁との距離などによって振動の伝わり方が変化します。

集合住宅では、本体から聞こえる音だけでなく、床を通じて振動が伝わることにも配慮したいところです。

だからといって、市販のかさ上げ台や防振用品を自己判断で付ければ解決するとも限りません。

高さや安定性が変わり、メーカーが想定する設置状態から外れることもあります。

かさ上げが必要な場合は、洗濯機メーカー、販売店、設置業者が対応可能としている部材や方法を確認してください。


保証内容も比較する

ドラム式洗濯乾燥機は、水を使う洗濯機構に加えて、モーター、乾燥機構、センサー、ポンプ、自動投入など多くの部品を搭載しています。

購入価格も安くないため、保証内容は一度確認しておくのがおすすめです。

販売店の長期保証は、年数が同じでも保証上限、自己負担、出張費、対象部品、自然故障のみかどうかなど条件が違います。

「5年保証」と大きく書かれているだけでは判断できません。

メーカー保証と販売店保証の違いについては、サイト内の家電の5年保証は本当に必要かを解説した記事でも詳しく紹介しています。

最終的な保証条件は、購入する店舗の規約を確認してください。


2026年秋モデルも確認する

2026年9月2日時点は、ちょうど次世代モデルへの切り替えが始まっている時期です。

パナソニックは2026年度のLXシリーズFモデルを発表しており、NA-LX129FとNA-LX127Fではサイクロン方式の「乾燥長もちユニット」を搭載し、2026年10月上旬発売予定と案内しています。

東芝も2026年10月発売予定のTW-137XP6、TW-137XH6、TW-137XM6を案内しており、洗濯容量は13kg、乾燥容量は7kgです。

そのため、今すぐ必要なら現行モデルの在庫と価格を比較し、新製品の機能が魅力なら10月まで待つという考え方もあります。

新型が発表されたから旧型が急に使いにくくなるわけではありません。

むしろ、必要な機能が変わらないなら旧世代を購入候補にしやすい時期でもあります。

ただし、在庫や価格は大きく動くことがあるため、購入時点の販売状況を確認してください。


古い洗濯機の処分も考える

新しいドラム式へ買い替えるなら、現在使っている洗濯機の処分方法も購入前に確認しておきましょう。

家庭用の電気洗濯機と衣類乾燥機は家電リサイクル法の対象です。

一般的な粗大ごみと同じ感覚で処分するものではありません。

買い替え先の販売店へ引き取りを依頼する方法などがあり、リサイクル料金に加えて収集運搬料金が必要になる場合があります。

制度については、(出典:環境省「家電リサイクル法の概要」)で確認できます。

料金や回収方法は購入先や地域によって異なるため、正確な情報は販売店や自治体、公式案内をご確認ください。

新しい洗濯機の価格だけでなく、配送、設置、追加部材、古い洗濯機の回収まで含めた総額を確認すると、購入後の追加費用を把握しやすくなります。


購入前によくある質問

最後に、ドラム式洗濯機を比較しているときに出やすい疑問へまとめて答えます。

ドラム式洗濯機のFAQ

Q1. ドラム式洗濯機は何人家族からおすすめですか?

A. 人数だけで決める必要はありません。一人暮らしでも乾燥まで毎日任せたいならドラム式は便利です。1〜2人なら8〜10kg、まとめ洗いが多い家族なら10〜13kgを目安にしつつ、普段の洗濯量に合わせて選んでください。

Q2. ヒートポンプ式を選んだほうがいいですか?

A. 乾燥を頻繁に使うなら、ヒートポンプ式から比較するのがおすすめです。ただし、本体サイズや購入価格も違うため、乾燥をほとんど使わない人や設置スペースが限られる人はヒーター式も候補になります。乾燥方式と一緒に消費電力量、時間、容量を見てください。

Q3. 12kgなら12kgまで乾燥できますか?

A. できません。洗濯12kgモデルでも乾燥容量は6kgまたは7kg程度の製品が中心です。12kg近く洗った場合、そのまま全量を乾燥できないため、乾燥を重視するなら洗濯容量より乾燥容量を必ず確認してください。

Q4. 乾燥フィルター掃除がいらない機種はありますか?

A. 日立の「らくメンテ」のように乾燥フィルターを設けず、ホコリや糸くずを別のフィルターへ集める製品があります。ただし、洗濯機全体のお手入れがゼロになるわけではありません。糸くずフィルター、排水部、洗剤ケースなど、機種ごとに必要な掃除があります。

Q5. 防水パンに入れば設置できますか?

A. 防水パンへ入るだけでは不十分です。壁との距離、水栓の高さ、排水口、ドア開放スペース、搬入経路なども確認する必要があります。最終的な設置可否は、メーカーの据付条件を確認したうえで販売店や設置業者へ相談してください。


ドラム式洗濯機のまとめ

ドラム式洗濯機は、洗濯から乾燥まで日常的に任せたい人ほど便利さを感じやすい家電です。

ただし、洗濯機ランキングで人気のモデルをそのまま買えば満足できるとは限りません。

乾燥までほぼ毎日使うならヒートポンプ式と消費電力量を比較し、大人数なら乾燥7kgクラスを確認。

掃除の手間が気になるなら乾燥経路やフィルター構造を見て、洗面所が狭いなら奥行600mm前後のコンパクトモデルを優先する。

このように暮らし方から見ると、自分に必要なモデルがかなり見つけやすくなります。

  • 毎日乾燥するならヒートポンプ式と消費電力量を確認する
  • 洗濯容量とは別に乾燥容量6kg・7kgの違いを見る
  • 乾燥フィルターや排水部のお手入れ方法を確認する
  • 防水パンだけでなく奥行き・高さ・ドア開放寸法を測る
  • 搬入経路と古い洗濯機の回収費用まで確認する

私なら最後は、一番機能が多いモデルではなく、一番よく使う機能が快適なモデルを選びます。

ドラム式洗濯機を選ぶ際は、機能の多さよりも毎日続く快適さを重視すべきというメッセージ
家電とおもちゃのブログ

洗濯物を干す時間を減らすことが目的なら乾燥を優先し、掃除が負担ならお手入れを優先。

置き場所が限られるなら、容量を少し落としてでも設置しやすさを優先するのも十分ありです。

価格や在庫、仕様は時期によって変更されるため、正確な情報は各メーカー公式サイトや販売店でご確認ください。

また、設置や電気設備、安全性に不安がある場合は自己判断で作業せず、販売店や設置業者などの専門家へ相談してください。

洗濯機は毎日のように使う家電だからこそ、買った日のスペックより、数年後まで無理なく使い続けられるかを考えて選んでくださいね。

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