こんにちは、家電とおもちゃのブログのなおさんです。
コーヒー豆の袋を開けたときの香りもいいですが、飲む直前にミルで豆を挽いたときの香りはまた格別です。
そこで気になってくるのが、豆を挽く機能を本体に備えたミル付きコーヒーメーカー。
ただ、いざ探し始めると、ミル付きと全自動は何が違うのか、プロペラ式とコーン式ではどちらがいいのか、掃除はどこまで必要なのかと、思った以上に比べるところが出てきます。
しかも、豆を挽ければ何でも同じというわけではありません。
毎朝できるだけ手間をかけたくない人と、豆に合わせて挽き目や抽出温度まで変えたい人では、選ぶべき機種がかなり変わります。
私なら、ミル付きコーヒーメーカーを選ぶときは、最初に味の調整をどこまで楽しみたいかと使ったあと、どこまで洗えるかを見ます。
豆を挽く香りを楽しみながらも、毎日面倒にならず使い続けられること。
このバランスが大切ですよ。

ミル付きおすすめ8機種を比較
最初に、今回おすすめしたいミル付きコーヒーメーカーを比較してみます。
順位だけで決めるのではなく、朝の手軽さ、豆の挽き方、一度に飲む量、手入れ、ミルクメニューのうち、自分が大切にしたいものから候補を絞るのがおすすめです。

| 機種 | タイプ | ミル | 容量の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| パナソニック NC-A58 | 全自動ドリップ | 縦型ミル | 家庭用 | 手軽さと味の調整を両立したい人 |
| ツインバード CM-D457B | 全自動ドリップ | 低速臼式 | 450mL・3杯 | 挽き目や温度まで楽しみたい人 |
| シロカ SC-C112 | 全自動ドリップ | コーン式 | 最大使用水量0.54L | 豆を量る手間も減らしたい人 |
| シロカ SC-A352 | 全自動ドリップ | プロペラ式 | 最大使用水量0.55L | コンパクトさを重視する人 |
| 象印 珈琲通 EC-RT40 | 全自動ドリップ | 挽き分け対応 | 540mL・4杯 | ステンレスサーバーが欲しい人 |
| メリタ AFG622-1B | 全自動ドリップ | コニカル式 | 750mL・6杯 | 家族分をまとめて淹れたい人 |
| 象印 EC-CD40 | ミル付きドリップ | 独立ミル | 540mL・4杯 | シンプルな構成を好む人 |
| デロンギ ECAM22020B | 全自動コーヒーマシン | 内蔵グラインダー | 1杯抽出中心 | エスプレッソ系やラテを楽しみたい人 |
ここで大事なのは、同じミル付きでも仕組みがまったく同じではないことです。
豆を入れてボタンを押せば、そのまま抽出まで進む機種もあれば、ミルで挽いた粉を自分でフィルターへ移す機種もあります。
その違いを知らずに買うと、全自動だと思っていたのに粉を移す必要があったということにもなりかねません。
迷ったときの目安
手軽さを優先するならパナソニック NC-A58やシロカの全自動タイプ、味を細かく変えて楽しみたいならツインバード CM-D457Bやシロカ SC-C112、大人数ならメリタ アロマフレッシュが候補になります。
迷ったらこの選び分け
おすすめを一台だけ教えてと言われたら困るところですが、普段使いを考えるなら、まずパナソニック NC-A58から比べてみると選びやすいです。
豆挽きから蒸らし、抽出まで任せられ、ミルの自動洗浄も備えています。
味のコースと挽き分けを組み合わせられるため、操作を難しくしすぎず好みも変えられるのが魅力。
一方、豆の個性に合わせて挽き目や抽出温度を変えたいならツインバード CM-D457Bのほうが楽しみが増えます。
朝の準備時間を短くしたいなら、豆をホッパーに入れておけるシロカ SC-C112も便利です。
また、家族で一度に何杯も飲むなら、1〜3杯向けの小型機より750mLまで対応するメリタ AFG622-1Bのほうが使い方に合いやすいでしょう。
ランキングの1位を探すより、自分が1日に何杯飲み、何分なら手入れに使えるのかを考えるほうが失敗を減らせます。
ミル付きと全自動の違い
ミル付きコーヒーメーカーを探すと、全自動、グラインダー付き、ミル内蔵といった言葉が並びます。
似ていますが、完全に同じ意味ではありません。
ここを理解しておくと、商品ページの説明がかなり読みやすくなります。

ミル付きは全自動とは限らない
ミル付きコーヒーメーカーは、名前の通りコーヒー豆を挽くためのミルを備えたコーヒーメーカーです。
ただし、ミルを備えているからといって、必ず豆を入れるだけで抽出まで終わるとは限りません。
象印 EC-CD40のように、ミルで豆を挽いたあと、挽いた粉をドリッパー側へ移して抽出するタイプもあります。
これは工程が一つ増えるものの、構造が分かりやすく、ミル部分を取り外して洗えるといった利点があります。
対して全自動タイプは、基本的に豆を挽いたあと粉が抽出部へ移動し、そのまま蒸らしやドリップへ進みます。
朝の忙しい時間に使うなら、この差は想像以上に大きいもの。
ミル付きという表記だけを見るのではなく、豆を入れてからカップへ注ぐまで、自分が何回触る必要があるのかを確認してください。
グラインダー付きの意味
グラインダーは、簡単に言えばコーヒー豆を挽く機械です。
そのためグラインダー付きコーヒーメーカーも、広い意味ではミル付きコーヒーメーカーと考えて問題ありません。
ただ、商品によってグラインダーの方式が違います。
プロペラのような刃を回して豆を細かくするタイプ、臼のように豆を挟んで挽くタイプ、円すい形の刃を使うコーン式などがあります。
価格だけを見るとプロペラ式が選びやすい一方で、挽き目を細かく調節したいなら臼式やコーン式のほうが候補になりやすいです。
コーヒー豆は、同じ豆でも粒の大きさや抽出時間が変わると味の出方が変わります。
だから、グラインダーの方式は高級かどうかではなく、どのくらい自分で味を動かしたいかで見るのがいいですよ。
一体型と別体型の違い
ミル付きコーヒーメーカーの魅力は、一台で豆挽きと抽出ができることです。
キッチンにコーヒーミルとドリップ機を別々に置かなくて済むため、道具の数を増やしたくない人には相性がいいでしょう。
ただし、本格的な単体グラインダーとドリップコーヒーメーカーを別に買ったほうが、挽き目や機種を自由に組み合わせられます。
例えば、将来ドリッパーだけ買い替えたり、ハンドドリップにも同じミルを使ったりしたいなら別体型が便利です。
逆に朝からミルを出して、粉を移して、ドリッパーを準備するのは面倒と感じるなら一体型の価値が大きくなります。
コーヒーを趣味として道具まで楽しみたいのか、毎日の飲み物としてラクに続けたいのか。
この違いが、一体型と別体型を選ぶ分かれ目です。
コーヒーメーカー全体から方式を比べたい場合は、コーヒーメーカーおすすめ完全ガイドも参考にしてみてください。
おすすめ8機種を詳しく紹介
ここからは、ミル付きコーヒーメーカーのおすすめ機種を一台ずつ見ていきます。
単純な順位ではなく、それぞれがどんな人に合いやすいのかに注目してください。
価格や在庫、仕様、付属品は変更されることがあるため、購入時には販売ページとメーカー公式情報をあわせて確認しましょう。
パナソニック NC-A58
手軽さとドリップコーヒーらしい楽しさを両立したいなら、パナソニック NC-A58は最初に見ておきたい機種です。
豆を挽き、蒸らして抽出するところまで自動で進み、ミルも抽出工程の中で自動洗浄されます。
コーヒー豆だけでなく、すでに挽かれたコーヒー粉からの抽出にも対応しています。
また、2種類のフィルターによる挽き分けと、マイルド・リッチ・ストロングのコースを組み合わせられるのも特徴です。
毎日は難しい設定をしたくないけれど、今日は軽め、今日はコクを出したいと変えたい人にちょうどいいですね。
本体は幅約15.2cm、奥行約27.2cm、高さ約34.9cmと横幅を抑えた設計なので、キッチンカウンターに常設しやすいのも魅力です。
一方で、ミルを搭載している以上、豆を挽く時間には動作音が出ます。
また、抽出部やサーバーなど日常的に洗う部分がゼロになるわけではありません。
全自動だから何も洗わなくていいではなく、ミル周辺の手間を減らしながら日常の洗浄は行う機種と考えると分かりやすいでしょう。
仕様の詳細はパナソニック公式「NC-A58」製品情報でも確認できます。
ツインバード CM-D457B
コーヒー豆ごとに挽き方を変えながら楽しみたい人には、ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D457Bが候補です。
低速臼式フラットミルを搭載し、粗・中・細の3段階から粒度を選択できます。
抽出温度は83℃と90℃から選べるため、豆の焙煎度や飲み方に合わせて味を探していけるのがおもしろいところ。
最大容量は450mLで3杯用なので、大人数向けというより、一人または二人で数杯を丁寧に楽しむ使い方に合っています。
製品寸法は約幅16×奥行33.5×高さ36cm。
本体質量は約4.1kgです。
ミルは取り外しでき、付属ブラシによる手入れに加えてメンテナンスモードも用意されています。
ただ、味を変えられる項目が多いぶん、とにかくボタン一つで何も考えたくないという人には少しもったいない機種でもあります。
豆を買ったときに、この豆なら83℃かな、今日は細挽きにしてみようと試す時間まで楽しみたい人向けです。
コーヒーメーカーというより、家でのコーヒー時間そのものを趣味として楽しみたい人と相性がいいでしょう。
シロカ SC-C112
豆を毎回量る作業まで減らしたいなら、シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C112が使いやすい選択です。
約100gまで入る豆容器を備え、設定した杯数などに応じて豆を挽くため、抽出のたびに豆を一杯分ずつ計量する必要がありません。
ミルはコーン式で、細挽きから粗挽きまで無段階で調節できます。
最大使用水量は0.54Lで、コーヒーカップなら1〜4杯、マグなら1〜2杯に対応しています。
本体サイズは約幅16×奥行27×高さ39cm。
横幅は抑えられていますが、豆容器が上部にあるため高さには余裕が必要です。
吊り戸棚の下へ置くなら、本体の高さだけでなく、ふたを開いて豆を補充できる空間まで測ってください。
タイマー予約にも対応しているため、起きる時間に合わせてコーヒーを用意したい人にも便利です。
プロペラ式より一歩踏み込んで挽き目を変えてみたい、でも単体ミルとドリッパーを毎回準備するのは面倒。
そんな人に合いやすい立ち位置です。
なお、シロカでは複数の全自動コーヒーメーカーが販売されているため、購入時は型番をよく確認してください。
機種ごとの違いはシロカ公式「コーヒーメーカーを比較する」でも確認できます。
シロカ SC-A352
キッチンで場所を取りすぎない全自動タイプを探しているなら、シロカ カフェばこ SC-A352も候補になります。
本体サイズは約幅16.2×奥行28×高さ26.4cm、本体重量はサーバーを含め約2.7kgです。
最大使用水量は0.55Lで、コーヒーカップなら1〜4杯を淹れられます。
ミルはプロペラ式で、豆またはコーヒー粉に対応。
リッチとマイルドのテイスト選択、タイマー予約、30分の保温機能も備えています。
さらに給水タンクが取り外せるため、蛇口までタンクを持っていきやすく、給水や洗浄をしやすいのが日常ではありがたいポイントです。
プロペラ式なので、コーン式のように細挽きから粗挽きまで細かく設定する機種ではありません。
そのかわり、毎日のドリップに必要な機能をコンパクトな本体にまとめています。
味の設定を何段階も試したい人より、豆から淹れたいけれど、大きな機械は置きたくないという人に向いています。
メッシュフィルターを使うため、ペーパーフィルター中心の機種とは口当たりや洗い方も違います。
使用後にフィルターへ付いた粉を捨てて洗う作業まで想像して選びましょう。
象印 珈琲通 EC-RT40
淹れたコーヒーをすぐ全部飲み切るとは限らないなら、象印 珈琲通 EC-RT40のステンレスサーバーが便利です。
容量は540mLでコーヒーカップ約4杯。
ミル部の容量は30gです。
本体サイズは約幅24×奥行25×高さ37.5cm、本体質量は約4.3kgとなっています。
中細挽きと粗挽きをフィルターの付け替えで選び、濃さもストロングとレギュラーから変更できます。
ペーパーフィルターとステンレスメッシュフィルターの両方を使えるのもおもしろいところです。
ペーパーなら微粉や油分をある程度受け止め、比較的すっきりした口当たりに。
メッシュなら豆由来の油分も感じやすくなります。
サーバーはまほうびん構造なので、ヒーターで長時間加熱し続けるタイプとは保温の考え方が違います。
朝に数杯分を淹れて、時間をずらして家族が飲む家庭には使いやすいでしょう。
一方、横幅は24cmあるため、細身のコーヒーメーカーを探している人は設置スペースを確認しておきたいところです。
容量、保温、味の変え方をまとめて重視したい人に向いています。
メリタ AFG622-1B
一度に多めのコーヒーを淹れたい家庭には、メリタ アロマフレッシュ AFG622-1Bがあります。
6杯用モデルの容量は750mL、本体寸法は幅235×奥行205×高さ416mm、本体質量は3.5kgです。
ミル付き全自動のペーパーフィルター式で、コニカル式ミルを採用。
挽き目の変更にも対応しています。
タイマー機能もあるため、家族の朝食時間に合わせてまとめて抽出したい場合に便利です。
6杯用という数字だけでなく、高さ約41.6cmにも注目してください。
豆を入れるためには本体上側へ手を伸ばすことになるので、吊り戸棚の真下にぎりぎりで設置すると補充しにくくなります。
また、ガラスサーバーを使う6杯用は加熱式保温に対応しています。
保温は便利ですが、長時間置けば淹れた直後と同じ風味が続くわけではありません。
できれば飲む量に合わせて抽出するほうがコーヒーを楽しみやすいでしょう。
1人分をその都度淹れるより、2〜4人程度の家庭で朝食時に複数杯を用意する使い方に向いています。
象印 EC-CD40
全自動でなくても構わないから、ミルとコーヒーメーカーを一台にまとめたい人には象印 EC-CD40があります。
容量は540mLでコーヒーカップ約4杯。
本体サイズは約幅30.5×奥行15×高さ24.5cm、本体質量は約2.1kgです。
この機種はミル付きですが、豆を挽いたあと抽出工程まで完全に自動でつながるタイプではありません。
そのぶん仕組みが分かりやすく、ミルを外して洗えるのが特徴です。
水タンクも取り外せるため、給水や日々の洗浄を行いやすくなっています。
ここはミル付きと全自動の違いを象徴する機種ですね。
朝に一秒でも作業を減らしたい人なら全自動を選んだほうが満足しやすいでしょう。
反対に、粉を移すひと手間は気にならず、ミル部分を自分で洗えるほうが気持ちいいと感じるなら十分候補になります。
横幅はありますが奥行が約15cmなので、置き場所の形によっては全自動機より収まりやすいこともあります。
デロンギ ECAM22020B
ドリップコーヒーだけでなく、エスプレッソ系やカフェラテまで楽しみたいなら、別枠で検討したいのがデロンギ マグニフィカ スタート ECAM22020Bです。
ここまで紹介したドリップ式とは抽出方法が異なり、豆から挽いて圧力をかけて抽出する全自動コーヒーマシンになります。
コーヒー、アメリカーノ、カフェ・ジャポーネなどのメニューを使い分けられ、手動のミルクフロッサーも備えています。
ブラックのドリップコーヒーをポットへ何杯分かまとめて作る機械ではないため、同じ土俵で比べないほうが分かりやすいでしょう。
「毎朝マグカップで普通のドリップコーヒーを飲めれば十分」という人には価格も機能も大きめです。
一方、自宅でもカフェラテやカプチーノを作りたい、豆を挽いて一杯ずつ抽出するスタイルが好きなら魅力があります。
ミル付きコーヒーメーカーを探している途中でデロンギが気になったら、まずドリップ式が欲しいのか、エスプレッソ系の全自動マシンが欲しいのかを決めましょう。
ここを決めるだけで候補はかなり変わります。
ミル付きの選び方
おすすめ機種を見てもまだ候補が多い場合は、スペックを一つずつ比べるより、毎日の使い方に関係する項目から見ていきましょう。
特に確認したいのが、ミル方式、容量、フィルター、保温、洗浄、音、設置寸法です。
ミル方式で味と手間が変わる
ミル方式は、ミル付きコーヒーメーカー選びでかなり重要な部分です。
比較的シンプルなのがプロペラ式。
回転する刃で豆を細かく砕く仕組みで、コンパクトな全自動コーヒーメーカーにも採用されています。
操作が分かりやすい反面、コーン式のような無段階の挽き目調節を求める人には物足りない場合があります。
臼式やフラットミルは、豆を挟むようにして挽く方式です。
粒をそろえながら挽くことを重視する機種に使われています。
コーン式も、挽き目の調節幅を持たせた製品が多く、豆に合わせて変化を楽しみたい人に向きます。
ただし、ミル方式だけでコーヒーのおいしさが決まるわけではありません。
抽出温度、蒸らし、豆の量、水量、フィルターなども関係します。
コーン式だから必ず好みの味になると考えるのではなく、どこまで設定を変えたいかで選んでください。
飲む量に合う容量を選ぶ
容量は、大きければ便利というものではありません。
一人で毎朝1杯だけ飲むなら、3〜4杯用でも十分余裕があります。
反対に家族4人が朝食時に飲み、それぞれおかわりもするなら、500mL前後では一回の抽出で足りないことがあります。
注意したいのは、メーカーによって1杯の基準量が異なることです。
120mL程度を1杯として表記する機種もありますが、普段300mL前後のマグカップで飲んでいる人なら、表示上の2杯分近くを一度に飲むこともあります。
そのため4杯用だから4人家族でも大丈夫と数字だけで判断せず、最大使用水量をmLでも確認するのがおすすめです。
一日の杯数ではなく、一度の抽出で何mL必要なのかを考えると選びやすくなります。
フィルターで口当たりが変わる
コーヒーメーカーには、主にペーパーフィルターと金属やメッシュタイプのフィルターがあります。
ペーパーフィルターは、抽出後に粉ごと捨てやすく、毎日の後片付けを簡単にしやすいのが利点です。
紙がコーヒーの微粉や油分の一部を受け止めるため、比較的すっきりした口当たりを好む人にも向いています。
メッシュフィルターは繰り返し使えるため、毎回紙を用意する必要がありません。
豆由来の油分もカップへ入りやすく、ペーパーとは異なる口当たりを楽しめます。
ただし、使用後はフィルターに付いた粉を捨てて洗う必要があります。
シンクへ大量のコーヒー粉をそのまま流すのではなく、できるだけごみとして取り除いてから洗いましょう。
味だけでなく、毎朝紙を捨てるほうがラクか、フィルターを洗うほうが気にならないかまで考えてみてください。
保温方法まで確認する
朝に淹れたコーヒーをすぐ飲み切るなら、保温機能をそれほど重視しなくても構いません。
しかし家族が時間差で飲むなら、サーバーと保温方式は要チェックです。
ガラスサーバーをヒーターで保温するタイプは、残量が目で見えて分かりやすく、そのまま保温できるのが便利です。
一方、長く加熱を続ければ水分が蒸発し、香りや味も淹れた直後とは変わっていきます。
ステンレスの真空断熱サーバーなら、電気で加熱し続けず温度を保てる機種もあります。
ただ、サーバー内部が見えないため残量が分かりにくい面もあります。
どちらが上というより、淹れてから何分程度で飲み終わるのかが判断基準です。
一人なら小容量でその都度抽出、家族ならサーバー保温。
このように生活時間から考えてみましょう。
給水と洗浄のしやすさを見る
ミル付きコーヒーメーカーは、買った日の機能より、半年後も気軽に使えているかが大事です。
そこで必ず見たいのが水タンク、ドリッパー、フィルター、サーバー、ミル周辺のお手入れ方法。
水タンクを外せる機種は、蛇口から直接給水しやすく、タンク自体も洗いやすくなります。
一方、一体型タンクでも本体が小さければ給水しやすい場合があるため、置き場所との組み合わせで見てください。
ミル部分は水洗いできるもの、ブラシで粉を落とすもの、自動洗浄を備えるものなど機種によって違います。
自動洗浄という言葉があっても、本体のすべてを自動で洗ってくれる意味とは限りません。
カス受けやフィルター、サーバーなど、人の手で洗う部分が何個あるかを取扱説明書で確認すると失敗しにくいですよ。
ミル音を置き場所から考える
ミル付きコーヒーメーカーなら、豆を砕くときの音は避けにくい部分です。
ドリップ中は比較的静かでも、豆を挽く数十秒は「ゴーッ」「ガリガリ」といった音が出ます。
朝6時に自分だけ起きてコーヒーを淹れる家庭や、ワンルームでベッドのすぐ近くにキッチンがある場合は、この音が気になる可能性があります。
タイマー予約機能も便利ですが、寝室まで音が届く環境では、予約した時間にミルも動き始めることを忘れないでください。
音の感じ方は部屋の構造や設置台によっても変わるため、数値だけでは判断しにくい部分です。
防振性のある安定した台へ置き、本体が壁や食器棚に接触しないようにすると余計な共振を避けやすくなります。
静音性を最優先するなら、朝だけ粉から抽出できる機種を選ぶ方法もあります。
高さと奥行きを測っておく
コーヒーメーカーの設置で見落としやすいのが、本体サイズ以外に必要な空間です。
特に豆容器を上から補充する機種では、本体の高さぴったりの棚へ入れるとふたを開けられません。
水タンクを上方向へ取り外す場合も同じです。
さらに、サーバーを手前へ引き出すための空間、フィルターケースを横へ開く空間、電源コードを曲げずに配線できる余裕も必要になります。
商品ページの「幅×奥行×高さ」だけを測るのではなく、実際に使う姿を想像してメジャーを当ててみましょう。
キッチン家電は、置けることと使いやすいことが別です。
ぎりぎり入る場所より、豆と水を入れ、洗った部品を戻しやすい場所のほうが毎日使いやすくなります。
◆なおさんのワンポイントアドバイス
ミル付きコーヒーメーカーでは、本体の横幅だけ見て決めないのがポイントです。
上から豆を入れる、手前からサーバーを抜く、水タンクを外す。
この3つの動作までできるスペースがあるか確認してみてください。
使い方別のおすすめ条件
スペックを比べても決めきれないときは、誰が、いつ、何杯飲むのかから考えると候補を減らせます。
ここでは生活パターンごとに選び方を見ていきましょう。

一人暮らしで毎朝飲む
一人暮らしなら、大容量よりコンパクトさと後片付けを優先したほうが使いやすいことが多いです。
毎朝1〜2杯なら、3〜4杯用程度でも十分。
特にキッチンが狭い場合は、シロカ SC-A352や幅を抑えたパナソニック NC-A58が候補になります。
ただし、一人暮らしでも在宅勤務中に何杯も飲むなら容量だけ小さくすればいいとは限りません。
朝にまとめて淹れるのか、一杯ずつ淹れ直したいのかでも変わります。
また、ワンルームではミル音が生活空間へ届きやすいため、早朝や深夜に使う場合は注意したいところです。
粉からも抽出できる機種なら、朝早い日は前日に挽いた粉を使うなど、生活時間に合わせて使い分ける方法もあります。
忙しい朝に手間を減らす

朝はパンを焼きながらお弁当を作り、身支度もしなければならない。
そんな家庭では、味の微調整より工程数を減らすほうが満足につながります。
豆を入れ、必要な水を入れてボタンを押せば抽出まで進む全自動タイプが便利です。
さらに豆ホッパーを備えたシロカ SC-C112なら、毎回一杯分の豆を量る作業も減らせます。
タイマー予約を使えば、決まった時間に抽出を始めることも可能です。
ただしタイマーを使う場合も、水や豆をいつセットするか、朝のミル音が問題にならないかは考えておきましょう。
忙しい人ほど、購入前に取扱説明書のお手入れページを見るのがおすすめです。
一日の最後に洗う部品が多すぎると、便利な全自動機でも次第に使わなくなる可能性があります。
家族で数杯まとめて淹れる

家族で飲むなら、人数ではなく実際に使っているカップの容量を確認してください。
例えば4人家族でも、一人120mLなら480mLですが、一人200mL飲めば800mL必要になります。
500mL前後の4杯用では、一度に足りないこともあるわけです。
その場合は750mL対応のメリタ AFG622-1Bなど、少し容量のある機種が使いやすくなります。
また、家族が同じ時間に飲まないなら、象印 EC-RT40のようなステンレスサーバーも便利です。
一方、大容量モデルは本体も高くなったり、豆容器や水タンクが大きくなったりします。
大は小を兼ねるで選ぶより、普段最も多く淹れる量に少し余裕を加えるくらいで考えるのがおすすめです。
味を細かく調整したい
同じ豆を買っても、挽き目や温度を変えて飲み比べたい人なら、設定項目の多い機種を選ぶ価値があります。
ツインバード CM-D457Bなら3段階の挽き目と83℃・90℃の抽出温度を組み合わせられます。
シロカ SC-C112ならコーン式ミルで挽き目を無段階調節できます。
こうした機種はおすすめ設定を一度決めて終わりではなく、浅煎り、中煎り、深煎りと豆を変えながら試すのがおもしろいところです。
ただ、設定項目が増えれば操作も増えます。
普段はスーパーで同じブレンド豆を買い、ボタン一つで毎朝同じ味を飲めれば満足という人なら、細かな調節機能へ予算をかけなくても構いません。
機能の数ではなく、実際にその機能を使うかどうかで選びましょう。
ラテも楽しみたい
ミル付きコーヒーメーカーを探している人の中には、カフェラテやカプチーノも作りたい人がいると思います。
ここは普通の全自動ドリップ式と、デロンギなどの全自動コーヒーマシンを分けて考えてください。
ドリップコーヒーへ自分で温めた牛乳を加えればカフェオレは作れます。
しかし、エスプレッソをベースにしてフォームミルクを合わせたいなら、エスプレッソ系に対応した機種のほうが目的に合います。
デロンギ ECAM22020Bにはミルクフロッサーがあり、豆からコーヒーを抽出してミルクメニューを作れます。
ただし本体価格、設置面積、内部のお手入れなど、ドリップ式とは負担も変わります。
ブラックコーヒー中心ならドリップ式、ミルクメニューまで家で楽しみたいならエスプレッソ系。
この分け方が分かりやすいですよ。
ランキングを見るときの注意
「コーヒーメーカー ランキング ミル付き」と検索すると、いろいろな順位が出てきます。
ランキングは候補を見つける入口として便利ですが、順位だけで買うと生活に合わないことがあります。
売れ筋と自分向けは別
売れ筋ランキングで上位の商品は、多くの人に選ばれているという参考にはなります。
しかし、あなたが一人暮らしなのか4人家族なのか、ブラックしか飲まないのかラテも飲むのかまではランキングへ反映されません。
また、セールで一時的に販売数が増えた商品が順位を上げることもあります。
そのため、ランキングを見るときはなぜ売れているのかを考えてみてください。
価格なのか、小型だからなのか、全自動だからなのか、ブランドの知名度なのか。
その理由が自分の欲しい条件と合っているなら、初めてランキングが役立ちます。
通販ランキングの読み方については、コーヒーメーカーランキングの見方でも詳しく解説しています。
低評価の理由まで確認する
レビューを見るときは星の平均だけでなく、低評価の理由も見てください。
ミル付きコーヒーメーカーで特に参考になるのは、音、洗浄、設置寸法、サーバーの注ぎやすさ、豆や粉の飛び散りといった日常動作に関する意見です。
味の感想は好みに左右されますが、上の棚に当たって豆を入れにくい、水タンクを外すために本体を動かしているといった話は、自宅で使う姿を想像する材料になります。
ただし、口コミだけで故障率や安全性を断定することはできません。
気になる不具合が多数書かれている場合は、メーカーのサポート情報やリコール情報も確認しましょう。
レビューは答えそのものではなく、購入前に確認すべき項目を見つける材料として読むのがおすすめです。
おいしく飲むためのコツ
良いコーヒーメーカーを買っても、豆や水、手入れの状態によって味は変わります。
難しいことを全部覚える必要はありません。
まずは次の基本から試してみてください。
豆は飲む直前に挽く
ミル付きコーヒーメーカーを選ぶ大きな理由は、飲む直前に豆を挽けることです。
粉の状態にすると表面積が大きくなるため、豆の状態で保管しているときより香りの変化を感じやすくなります。
だからこそ、毎日使うなら必要な分をその都度挽くスタイルがミル付きと相性抜群です。
ホッパーへ豆をまとめて入れられる機種も便利ですが、何週間分もの豆を本体へ入れっぱなしにするのはおすすめしません。
必要量を考えながら補充し、残りの豆は袋や保存容器で適切に保管しましょう。
また、香りの感じ方は焙煎度や豆の種類でも変わります。
機械だけにこだわるより、自分が好きな豆を見つけることもコーヒー時間の楽しみの一つです。
焙煎度と挽き目を合わせる
挽き目を調節できる機種を買ったら、一度設定して終わりにせず、豆を変えたときに少しずつ試してみてください。
細かく挽けばお湯と触れる面積が増え、抽出され方が変わります。
反対に粗くすると、お湯の抜け方も変わります。
ただし、深煎りなら必ずこの挽き目という一つの正解があるわけではありません。
コーヒーメーカー側の抽出時間や温度も違うため、まずメーカー推奨設定から始めるのが安全です。
そのうえで苦味が前に出すぎる、軽く感じるといった自分の感覚に合わせて一段ずつ変えていきましょう。
一度に豆の量、水量、挽き目、温度を全部変えると何が効いたのか分からなくなります。
一項目ずつ試すほうが好みを見つけやすいですよ。
◆なおさんのワンポイントアドバイス
最初から難しく考えなくても大丈夫です。
まずメーカーの標準設定で飲み、次の一杯で挽き目だけ変える。
そのくらいから始めると、自分が好きな方向が分かりやすくなります。
水と杯数を毎回そろえる
同じ豆を使っているのに日によって味が違う場合、豆だけでなく水量や豆量が変わっている可能性があります。
全自動タイプでも、水を自分で量る機種は多くあります。
目分量で水を入れるより、タンクの目盛りやメーカー指定量に合わせたほうが再現しやすくなります。
最初は標準量で淹れてみて、濃いと感じたら機種に用意された濃度設定などを使って調節しましょう。
自己流で極端に豆や水を増減すると、抽出部からあふれたり正常に動作しなかったりする可能性があります。
使用できる豆量や水量は取扱説明書の範囲を守ってください。
気に入った設定が見つかったらこの豆は中挽き・2杯・リッチのようにスマートフォンへメモしておくと再現しやすくなります。
使った後は早めに洗う
ミル付きコーヒーメーカーを快適に使い続けるには、抽出後のコーヒー粉を長時間放置しないことが大切です。
使用済みの粉は水分を含んでいるため、抽出が終わったら冷めるのを待ち、取扱説明書に従って廃棄と洗浄を行いましょう。
サーバーやフィルターも、コーヒー由来の油分や汚れが残ります。
明日の朝また使うからと何日も洗わず使い続けるのは避けたいところです。
一方で、ミル内部など水洗いできない部品へ水をかけるのもいけません。
ブラシ清掃なのか水洗い可能なのかは機種によって違います。
自動洗浄機能を備えていても、手作業で洗う部品は残ります。
面倒に感じるなら、購入前に説明書のお手入れページを一度見る。
これがかなり効きます。
ミル付きのデメリット
豆から挽けるミル付きコーヒーメーカーは魅力的ですが、普通のドリップ式より気にする点も増えます。
買ってから思っていたのと違ったとならないよう、欠点も先に見ておきましょう。

ミル音はどうしても出る
最初に知っておきたいのは音です。
コーヒー豆は硬いため、モーターと刃を使って挽けばそれなりの動作音が発生します。
ミル方式によって音質や動作時間は違いますが、ほぼ無音で豆が挽けると期待しないほうがいいでしょう。
特にタイマー予約を使う場合、抽出開始時刻にミルが動きます。
家族がまだ寝ている時間なら、設置場所によっては気になることがあります。
音が心配なら、家電量販店の実演やメーカー動画などで事前に動作の様子を確認すると安心です。
また、壁にぴったり付けるより、安定した水平な場所で周囲へ少し余裕を持たせるほうが振動による余計な音を避けやすくなります。
粉が残り掃除が増えやすい
ミルを使えば、内部にはどうしても細かなコーヒー粉が発生します。
豆の油分が付着する部分もあり、普通の粉用ドリップコーヒーメーカーより手入れする場所が増える傾向があります。
そのため、豆を挽ける=手間がすべてなくなると考えるとギャップが出ます。
全自動になることで減るのは、主に豆を別のミルで挽いて粉を移す作業です。
使ったフィルターやサーバー、カス受けの清掃まで消えるわけではありません。
毎日の手間を減らしたいなら、自動洗浄の有無だけでなく、取り外せる部品数と洗浄方法を見てください。
洗える部品が少ないほうがいいという人と、「細かく外して丸洗いできるほうがいい」という人でも好みが分かれます。
本体が大きくなりやすい
ミル、モーター、豆容器、抽出部、水タンクを一つの本体へ入れるため、ミルなしのシンプルなドリップ機よりサイズが大きくなることがあります。
特にコーン式ミルと豆ホッパーを備えたモデルは高さが出やすいです。
メリタ AFG622-1Bは高さ約41.6cm、シロカ SC-C112は約39cmあります。
数字だけなら置けても、上の棚との間が数cmしかなければ豆を入れにくくなります。
また、全自動エスプレッソマシンは奥行も必要になりやすいため、小さなキッチンでは存在感があります。
毎朝使うものなので、使うたび棚から出して戻す運用より、できれば常設できるサイズを選んだほうが続けやすいでしょう。
高機能ほど価格が上がる
ミルの方式、挽き目調節、抽出温度変更、タイマー、豆ホッパー、自動洗浄など、機能が増えるほど価格も上がりやすくなります。
ここで考えたいのはその機能を何回使うかです。
例えば毎朝同じ豆を同じ設定で飲む人なら、無段階の挽き目調節を備えていても、最初に一度合わせたままになるかもしれません。
逆に週末ごとに違うコーヒー豆を買うなら、調節機能にお金をかける価値を感じやすいでしょう。
高い機種ほど自分に合うとは限りません。
使わない機能の数ではなく、毎日使う機能に予算をかけるのが家電選びでは大切です。
全自動タイプだけをさらに比べたい場合は、全自動コーヒーメーカーおすすめも参考にしてください。
購入前のチェックポイント
候補が2〜3台に絞れたら、最後はカタログ上のおいしさより生活へのなじみ方を確認します。
購入ボタンを押す前に、置き場所、消耗品、部品、保証、型番まで確認しておくと安心です。
毎日の動線を想像する
コーヒーメーカーは、設置したら終わりではありません。
毎日水を入れる、豆を入れる、サーバーを取る、使用済みの粉を捨てる、部品を洗うという動作をします。
そのたびに本体を前へ引き出さなければならない配置だと、少しずつ面倒になってきます。
コンセントの場所も重要です。
延長コードや電源タップを無理に多用するのではなく、取扱説明書に従って適切な電源環境で使用してください。
また、水を扱う家電なので、不安定な場所や水がかかりやすい場所は避けましょう。
購入前に段ボールなどで本体寸法と近い箱を置いてみると、数字だけでは分からない大きさをイメージしやすくなります。
消耗品と部品を確認する
ペーパーフィルターを使う機種なら、対応サイズと入手しやすさを確認します。
浄水フィルターやウォーターフィルターを使う製品では、交換時期や交換部品の価格も見ておきたいところです。
また、ガラスサーバーは落とせば割れる可能性があります。
交換用サーバー、フィルター、ミル関連部品などがメーカーから入手できるか確認しておくと長く使いやすくなります。
コーヒーメーカーは本体価格だけでなく、数年使う間の消耗品も含めて考えましょう。
保証期間や保証対象も販売店によって違う場合があります。
購入前には、価格だけでなく保証条件、返品条件、販売元も確認してください。
型落ちと中古は慎重に選ぶ
ミル付きコーヒーメーカーは型落ちになると価格が下がり、魅力的に見えることがあります。
必要な機能が変わっていないなら、旧型を選ぶこと自体は悪くありません。
ただし、販売終了から時間が経った製品では、交換部品や消耗品の供給状況を確認してください。
中古品ではさらに、ミル内部の状態、におい、汚れ、水垢、サーバーの欠け、付属部品、説明書、電源コードなど確認点が増えます。
食品や飲料に使う家電なので、前の所有者がどのように手入れしていたか分からない点も考えておきたいところです。
異常な発熱、焦げ臭いにおい、電源コードの損傷、本体のひび割れなどがある場合は使用を中止してください。
無理に分解して修理せず、メーカーや販売店へ相談しましょう。
2026年のコーヒーメーカー全体を見比べたい場合は、2026年コーヒーメーカーおすすめも参考になります。
購入前の注意
本文中の容量、寸法、機能などは2026年8月12日時点で確認した情報をもとにしています。
製品仕様、付属品、価格、在庫、保証条件は変更される可能性があります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
電源コードの破損、異常発熱、発煙、焦げ臭いにおいなどがある場合は使用を中止し、最終的な判断はメーカー、販売店、修理を担当する専門家にご相談ください。
よくある質問
最後に、ミル付きコーヒーメーカーを選ぶときに気になりやすい疑問へまとめて答えます。
ミル付きコーヒーメーカーのよくある質問
Q1. ミル付きと全自動コーヒーメーカーは同じですか?
A. 同じとは限りません。
ミル付きは豆を挽く機能を備えたコーヒーメーカー全般を指しますが、機種によっては挽いた粉を自分でドリッパーへ移す必要があります。
全自動タイプは豆挽きから蒸らし、抽出まで連続して行う機種が中心です。
朝の手間を減らしたい場合は、「ミル付き」という表記だけでなく、豆を入れてから抽出まで自動で進むか確認してください。
Q2. ミル付きコーヒーメーカーは掃除が大変ですか?
A. ミルなしのシンプルなドリップ式より、手入れする場所は増える傾向があります。
ただし、自動洗浄、取り外せる水タンク、丸洗いできるフィルターなどを備えた機種なら負担を減らせます。
購入前にカス受け、サーバー、フィルター、ミルの清掃方法を取扱説明書で確認するのがおすすめです。
Q3. 一人暮らしには何杯用がおすすめですか?
A. 毎回1〜2杯を飲むなら、3〜4杯用程度でも十分使いやすいでしょう。
ただし「1杯」の容量はメーカーによって異なるため、杯数だけでなく最大使用水量をmLで確認してください。
在宅勤務中に何杯も飲むなら、少し容量に余裕を持たせる方法もあります。
Q4. コーン式とプロペラ式ならどちらがおすすめですか?
A. 挽き目を細かく変えて豆ごとの違いを楽しみたいならコーン式が候補になります。
プロペラ式は構造が比較的シンプルで、コンパクトな全自動機にも採用されています。
どちらか一方がすべての人に向くわけではありません。
味の調節幅を求めるか、手軽さや本体サイズを優先するかで選んでください。
Q5. ミル付きコーヒーメーカーは粉でも使えますか?
A. コーヒー粉からの抽出に対応する機種は多くありますが、すべてではありません。
パナソニック NC-A58やシロカの一部全自動モデルなどは粉にも対応しています。
早朝だけミル音を避けたい場合や、すでに挽かれたコーヒーをもらった場合にも便利なので、粉から使いたい人は対応状況を購入前に確認しましょう。
まとめ
ミル付きコーヒーメーカーは、豆を飲む直前に挽ける香りの楽しさと、コーヒーメーカーの手軽さを一台で味わえる家電です。
一方で、ミル音やコーヒー粉の清掃、本体サイズなど、普通のドリップ式より確認したいことも増えます。
だから、機能数やランキングだけで選ぶのではなく、味へのこだわりと毎日の手軽さのどちらへ比重を置くかを最初に決めるのがおすすめです。
- 手軽さとバランスならパナソニック NC-A58
- 挽き目や温度を楽しむならツインバード CM-D457B
- 豆の計量も減らすならシロカ SC-C112
- コンパクトな全自動ならシロカ SC-A352
- ステンレスサーバーなら象印 EC-RT40
- 家族分をまとめて淹れるならメリタ AFG622-1B
- シンプルなミル付きなら象印 EC-CD40
- ラテやエスプレッソ系ならデロンギ ECAM22020B
毎朝使う家電なので、スペック表では目立たない水を入れやすい、粉を捨てやすい、洗う部品が苦にならない」といった部分が、あとからかなり効いてきます。
豆を挽く香りまで楽しみたいなら、ミル付きは満足度の高い選択肢です。
あなたが朝のコーヒーに求めているのは、できるだけラクな一杯でしょうか。
それとも、豆に合わせて少しずつ味を変える時間でしょうか。
そこが決まれば、自分に合う一台はかなり選びやすくなりますよ。

