こんにちは、家電とおもちゃのブログのなおさんです。
洗濯機を買い替えようとして商品一覧を見ると、縦型とドラム式だけでもかなりの数があり、容量は8kg、10kg、12kgと幅広く、さらに乾燥、自動投入、温水洗浄、スマホ連携など機能もどんどん増えています。
人気ランキングの上位モデルをそのまま選びたくなるところですが、洗濯機は毎日の生活に深く関わる家電なので、人気だけで決めると、乾燥をほとんど使わなかった、洗濯物が入りきらない、そもそも設置できなかったといったズレが起こりかねません。

私が洗濯機を比べるときに最初に見るのは、容量、乾燥をどこまで使うか、設置できるか、お手入れを続けやすいかの4点です。

この4つが決まると、高価な上位機種ばかりを追いかけなくても、自分の生活にちょうどいい洗濯機がかなり見つけやすくなります。
この記事では、2026年8月時点のメーカーラインアップを踏まえ、ドラム式と縦型から選びやすい12モデルを取り上げながら、人数や生活スタイルごとの選び方まで詳しく見ていきます。
洗濯機おすすめ12選の結論
今回紹介する12台は、単純な販売台数による人気ランキングではありません。
洗濯から乾燥まで任せたい人、洗浄を優先したい人、大人数でまとめ洗いしたい家庭、設置場所が限られる人など、暮らし方ごとに選びやすい現行モデルを比較したおすすめ一覧です。
とくにドラム式では乾燥方式による違いが大きく、縦型では容量や自動投入の有無によって価格差が出ます。
| モデル | タイプ | 洗濯容量 | 乾燥容量 | おすすめの使い方 |
|---|---|---|---|---|
| パナソニック NA-LX129EL/R | ドラム式 | 12kg | 6kg | 乾燥まで毎日使いたい |
| 日立 BD-STX130M | ドラム式 | 13kg | 7kg | 大容量と手入れの手軽さ |
| 東芝 TW-127XP5 | ドラム式 | 12kg | 7kg | 洗浄と大容量乾燥を両立 |
| シャープ ES-12X1 | ドラム式 | 12kg | 6kg | 省エネ乾燥を重視 |
| AQUA AQW-DXS12A | ドラム式 | 12kg | 6kg | 高さを抑えて設置したい |
| 日立 BD-CG80P | ドラム式 | 8kg | 4.5kg | 少人数でドラム式を使いたい |
| パナソニック NA-FA12V6 | 縦型 | 12kg | 槽・風乾燥 | 温水洗浄と大容量を重視 |
| 日立 BW-X120P | 縦型 | 12kg | なし | まとめ洗いと自動投入 |
| 東芝 AW-12DPB6 | 縦型 | 12kg | 風乾燥 | 静音性も気になる家庭 |
| シャープ ES-SW11L | 縦型 | 11kg | 風乾燥 | 節水と自動投入を重視 |
| AQUA AQW-VP12B | 縦型 | 12kg | なし | 液剤自動投入を活用したい |
| 日立 BW-V80P | 縦型 | 8kg | なし | 機能を絞って選びたい |
迷ったときの考え方
洗濯から乾燥までほぼ毎日自動化したいならドラム式、基本的に外干しや部屋干しをするなら縦型から選ぶと候補を減らしやすいですよ。
用途別に選ぶならこのタイプ
共働きで洗濯物を干す時間を減らしたいなら、ヒートポンプ乾燥を採用した大容量ドラム式から見るのがおすすめです。
洗濯物を入れてスタートし、乾燥まで終わらせられることに価値を感じるなら、本体価格だけでは測れない便利さがあります。
一方で、晴れた日は外に干す、浴室乾燥機を使う、乾燥機を別に持っているという家庭なら、縦型のほうが予算を抑えやすいでしょう。
泥汚れの衣類やタオルをまとめて洗う家庭にも、縦型は候補にしやすいタイプです。
◆なおさんのワンポイントアドバイス
洗濯機選びでは「一番高性能なモデル」より「毎日の洗濯で使う機能がそろっているモデル」を選ぶほうが満足しやすいかなと思います。乾燥を使わない家庭が高価なドラム式を選んでも、その価格差を活かしきれないことがありますよ。
ドラム式洗濯機おすすめ6選
ドラム式洗濯乾燥機の大きな魅力は、洗濯から乾燥まで一台で終わらせやすいことです。
ただ、乾燥容量、乾燥方式、本体サイズ、フィルターのお手入れ方法には機種ごとの差があるため、洗濯容量だけを見て決めるのはおすすめしません。
ここでは、乾燥を日常的に使いたい家庭から少人数世帯まで、用途を変えながら6台を紹介します。
パナソニック NA-LX129E
パナソニックのNA-LX129EL/Rは、洗濯12kg、乾燥6kgに対応するLXシリーズの上位モデルです。
ヒートポンプを使った大風量ヒートポンプ はやふわ乾燥を採用しており、洗濯物を干す作業まで減らしたい家庭に向いています。
液体洗剤と柔軟剤に加えて、もう1種類の液剤を設定できるトリプル自動投入もポイントです。
毎回洗剤を計量する作業は一度なら小さな手間ですが、洗濯を毎日続けると積み重なります。
乾燥、自動投入、スマホ連携などを日常的に使いたいなら、機能を活かしやすいでしょう。
一方、本体は給排水ホースを含めて幅約639mm、奥行約722mmあるため、購入前の採寸は必須です。
2026年度のLXシリーズ「F」モデルは2026年10月上旬発売予定として発表されているため、この記事作成時点ではE世代が在庫僅少になっている販売店もあります。
型落ち価格を狙うならE世代、新機能を待ちたいならF世代という選び分けもありですね。
向いている人:乾燥を頻繁に使う家庭、自動投入を活用したい人、家事時間を減らしたい人。
注意点:奥行があるため、防水パンだけでなく蛇口、壁、ドアを開いたときの前方スペースまで確認してください。
日立 BD-STX130M
日立BD-STX130Mは、洗濯13kg、乾燥7kgという余裕のある容量を持つビッグドラムです。
家族分をまとめて洗うことが多く、乾燥する量も多い家庭には魅力があります。
乾燥にはヒートポンプ式の「らくはや 風アイロン」を採用し、乾燥時のシワを抑えながら仕上げることを目指したモデルです。
また、日立のビッグドラムで注目したいのが「らくメンテ」。
一般的なドラム式では乾燥フィルターのホコリを定期的に取り除く必要がありますが、BD-STX130Mでは乾燥フィルターをなくし、洗濯から乾燥までに出るホコリや糸くずを大容量糸くずフィルターへ集める仕組みを採用しています。
ドラム式は乾燥性能だけでなく、使い続けたときのお手入れも大切なので、ここに魅力を感じる人は多いかなと思います。
さらに液体洗剤・柔軟剤の自動投入、スマートフォン連携、温水を使った洗浄などにも対応。
向いている人:4人以上の家庭、洗濯量が多い家庭、乾燥フィルターのお手入れをできるだけ減らしたい人。
注意点:13kgという大容量は便利ですが、その容量を使わない少人数世帯では本体サイズや購入費用とのバランスを考えたいところです。
東芝 TW-127XP5
東芝TW-127XP5は、洗濯12kg、乾燥7kgに対応したドラム式洗濯乾燥機です。
7kgまで乾燥できるため、タオルや普段着をまとめて乾燥したい家庭では使いやすい容量ですね。
洗浄には「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」を採用し、温水を使うコースにも対応しています。
乾燥はヒートポンプ除湿乾燥の「ふんわリッチ速乾」。
液体洗剤・柔軟剤自動投入、スマートフォン連携、UVを使った衣類ケアなど、上位モデルらしく機能が多い一台です。
洗い約32dB、脱水約37dBとされており、夜や朝に洗濯する機会がある家庭でも比較候補にできます。
ただし、運転音は床の構造や設置状態、洗濯物の偏りでも変わるので、数値だけで「集合住宅でも音が出ない」と考えないほうがいいでしょう。
向いている人:洗浄にも乾燥にもこだわりたい人、乾燥容量6kgでは少なく感じる家庭、スマホ連携を使いたい人。
注意点:多機能な上位クラスなので、乾燥やUV機能をほとんど使わない場合は下位モデルも比較したほうが予算を抑えられます。
シャープ ES-12X1
シャープES-12X1は、洗濯12kg、乾燥6kgのドラム式洗濯乾燥機です。
特徴的なのは、ヒートポンプとサポートヒーターを組み合わせた「ハイブリッド乾燥NEXT」。
洗濯から乾燥6kgまでの標準コースでは、メーカー公表値で消費電力量約590Whとなっており、乾燥を頻繁に使う人が比較したいモデルです。
乾燥フィルター、乾燥ダクト、洗濯槽、ドアパッキンなどを自動でお手入れする機能も用意されています。
毎回の乾燥後に必要な作業を少なくしたい人には、このあたりも見逃せません。
液体洗剤・柔軟剤の自動投入、スマホ連携にも対応し、洗濯12kgクラスとして幅広い家庭で使いやすい構成です。
外形寸法は給排水ホースを含めて幅640mm、奥行719mm、高さ1120mmなので、高さ方向も確認しておきましょう。
向いている人:乾燥時の消費電力量を気にする人、自動お掃除機能を重視する人、洗濯から乾燥まで任せたい家庭。
注意点:乾燥容量は6kgなので、12kgいっぱいまで洗濯した衣類をそのまますべて乾燥できるわけではありません。
AQUA AQW-DXS12A
AQUA AQW-DXS12Aは、洗濯12kg、乾燥6kgに対応する「まっ直ぐドラム」シリーズのモデルです。
総外形寸法は幅595mm、奥行667mm、高さ943mmで、大容量ドラム式としては高さを抑えた設計が目を引きます。
洗面所の棚や窓などの位置によって高さ制限がある家庭では、ドラム式の選択肢を広げてくれる存在です。
洗浄には泡を使う「泡フルウォッシュ」、乾燥にはヒートポンプ方式を採用。
液体洗剤・柔軟剤の自動投入や乾燥フィルター自動おそうじなども備えています。
標準コースの洗濯時間は約29分とされており、洗濯だけで使う日が多い家庭にも候補になるでしょう。
一方で本体質量は約95kgあるため、設置や移動を自分だけで行う家電ではありません。
向いている人:高さを抑えた大容量ドラム式を探している人、洗濯だけの日と乾燥まで使う日が混在する家庭。
注意点:設置場所だけでなく、玄関、廊下、階段、洗面所入口を通過できるかも購入前に販売店へ確認しましょう。
日立 BD-CG80P
日立BD-CG80Pは、洗濯8kg、乾燥4.5kgのコンパクトなドラム式洗濯乾燥機です。
大容量12kgクラスが多いドラム式の中で、1人から2人暮らしでも検討しやすい容量なのが大きな魅力。
毎日の洗濯量がそれほど多くないのに12kgや13kgまで必要なのか迷っているなら、こうした小容量モデルを見る価値があります。
日立の「らくメンテ」と「風アイロン」を搭載し、乾燥フィルターのお手入れを減らしながら洗濯から乾燥まで使える構成です。
なお、上位のBD-CX100Pとは異なり、液体洗剤・柔軟剤自動投入は搭載されません。
自動投入が必須なら10kgのBD-CX100P、容量と価格を抑えたいならBD-CG80Pという選び方が分かりやすいでしょう。
向いている人:一人暮らしや二人暮らし、洗濯量が少なめでも乾燥まで自動化したい人。
注意点:乾燥容量4.5kgなので、シーツやタオルを大量にまとめて乾かす家庭では物足りない場合があります。
縦型洗濯機おすすめ6選
洗濯後は外干しや部屋干しが中心で、乾燥機能をあまり必要としないなら縦型洗濯機が有力です。
同じ容量のドラム式より価格を抑えやすく、大容量モデルでも選択肢が豊富。
最近は縦型にも自動投入、スマホ連携、温水洗浄などが搭載され、以前より選べる機能が増えています。
パナソニック NA-FA12V6
パナソニックNA-FA12V6は、洗濯12kgの大容量縦型洗濯機です。
2026年度モデルで、温水機能とトリプル自動投入を搭載しているのが特徴。
液体洗剤、柔軟剤に加え、3つ目のタンクへおしゃれ着洗剤、酸素系液体漂白剤、対応する汚れはがし剤のいずれかを設定できます。
毎日使う洗剤だけでなく、用途別の液剤まで自動投入したい家庭には便利ですね。
また、温水を使ったコースがあり、衣類の黄ばみやニオイが気になるときの選択肢も増えます。
2026年度モデルではダウンジャケット向けのコースも追加されていますが、洗える衣類かどうかは必ず洗濯表示とメーカー案内を確認してください。
総外形寸法は幅637mm、奥行694mm、高さ1086mm。
12kg縦型だけあってコンパクトとは言いにくいため、とくにフタを開けた状態で上部の棚に当たらないかが重要です。
向いている人:4人以上の家庭、温水洗浄を使いたい人、洗剤類の投入作業を減らしたい人。
注意点:本格的な衣類乾燥機能を備えたモデルではありません。乾燥まで終わらせたいならドラム式も比較してください。
日立 BW-X120P
日立BW-X120Pは、洗濯12kgの2026年モデルです。
液体洗剤・柔軟剤自動投入、AIお洗濯、スマートフォン連携、洗濯槽自動おそうじなどを備えています。
「衣類長もち高濃度洗浄」を採用し、大容量でも標準コースの洗濯時間は12kgで34分とされています。
家族の衣類やタオルを一度に洗うことが多く、乾燥機能より洗濯容量を優先したいなら検討しやすい一台。
シーツや毛布などの大物を自宅で洗う機会が多い家庭にも12kgの余裕は役立つでしょう。
ただ、容量が大きければ何でも一度に洗ってよいわけではなく、毛布や大物コースには個別の容量制限があります。
向いている人:まとめ洗いが多い家庭、大容量と自動投入を両方欲しい人、乾燥は別の方法を使う人。
注意点:洗濯12kgを毎回使わない家庭では、10kgや9kgのBW-Xシリーズも比較すると選びやすくなります。
東芝 AW-12DPB6
東芝AW-12DPB6は、洗濯12kgの2026年モデルです。
「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」、液体洗剤・柔軟剤自動投入、スマートフォン連携などを搭載しています。
運転音のメーカー公表値は洗い約31dB、脱水約37dB。
仕事の都合で早朝や夜に洗濯することがある家庭では、比較項目のひとつにできます。
もちろん実際の振動や音は床、設置状態、洗濯物の偏りなどにも左右されるので、防振用品を置けば必ず静かになるというものではありません。
洗濯槽を清潔に保つための自動お掃除モードや、槽洗浄のタイミングを知らせる機能も備えています。
自動投入付きの大容量縦型を探しつつ、運転音や洗濯槽のお手入れも気になる人には相性がいいでしょう。
向いている人:大容量、自動投入、低騒音設計をまとめて比較したい人。
注意点:風乾燥は本格的な衣類乾燥とは役割が異なるため、洗濯後に完全に乾いた状態を求めるならドラム式や衣類乾燥機が向いています。
シャープ ES-SW11L
シャープES-SW11Lは、洗濯11kgの2026年度モデルです。
シャープ独自の穴なし槽を採用し、洗濯槽と外槽の間にたまる水を減らす仕組みになっています。
洗濯11kg時の標準使用水量は約115L。
液体洗剤・柔軟剤自動投入やスマホ連携にも対応しているため、節水だけに特化したシンプル機ではありません。
ボディ幅は555mmで、大容量11kgとして設置しやすさも意識されています。
洗濯槽の黒カビや日々の槽のお手入れが気になる人には、穴なし槽という構造自体が選ぶ理由になるでしょう。
ただし「穴なし槽なら洗濯槽のお手入れが一切不要」という意味ではありません。
槽クリーンコースや槽洗浄を適切に使い、取扱説明書に沿ってメンテナンスすることが大切です。
向いている人:大容量と節水を両立したい人、自動投入が欲しい人、穴なし槽に魅力を感じる人。
注意点:乾燥は風乾燥なので、洗濯から衣類乾燥まで全自動にしたい用途とは異なります。
AQUA AQW-VP12B
AQUA AQW-VP12Bは、洗濯12kgの大容量全自動洗濯機です。
2026年の現行VPシリーズで、洗剤を泡にして投入する「泡フルウォッシュ」を採用しています。
さらに液体洗剤、柔軟剤に加え、用途に応じて液剤を設定できるカスタムタンクを備えているのが特徴です。
漂白剤などを使ったつけおき洗いを日常的に行う家庭では、洗濯前の作業を減らせる場面があります。
洗濯12kgで標準コースの運転時間は約35分。
総外形寸法は幅650mm、奥行634mm、高さ1108mmなので、奥行だけを見ると置けそうでも、幅やフタ上部の空間で引っかかる可能性があります。
向いている人:大容量縦型で自動投入を活用したい家庭、つけおき洗いをよく使う人。
注意点:本格乾燥は搭載されていないため、干す作業をなくす目的なら別タイプを選びましょう。
日立 BW-V80P
日立BW-V80Pは、洗濯8kgの2026年モデルです。
上位のBW-Xシリーズのような液体洗剤・柔軟剤自動投入は備えていませんが、洗濯に必要な機能へ予算を回したい人には候補になります。
8kgという容量は、一人暮らしでまとめ洗いをしたい人から、洗濯量がそれほど多くない2人から3人程度の家庭まで使いやすい範囲です。
2026年モデルでは標準コースで洗濯8kgが27分とされています。
洗濯槽自動おそうじにも対応しており、価格を抑えるために基本的なお手入れ機能まで大きく削ったモデルというわけではありません。
自動投入やスマホ操作を使わないなら、むしろ機能が増えすぎていないことをメリットと感じる人もいるでしょう。
向いている人:一人から3人程度、乾燥や自動投入が不要な人、8kgクラスで選びたい人。
注意点:週末に家族4人分をまとめ洗いしたり、大物を頻繁に洗ったりする場合は10kg以上も比較してください。
洗濯機の選び方
おすすめモデルを見てもまだ迷うなら、商品から選ぶのではなく、自分の条件を先に決めてみてください。
洗濯機はスペック表の数字が多い家電ですが、すべてを比較する必要はありません。
容量、乾燥、設置、お手入れ、運転時間や音の順に確認すると候補を減らしやすくなります。
容量は人数より洗濯量で決める

洗濯容量を考えるときによく使われる目安が、1人1日あたり約1.5kgという考え方です。
4人なら単純計算で約6kgですが、実際にはバスタオル、シーツ、パジャマ、部活着、冬物などが加わります。
さらに毎日洗濯する家庭と、2日分をまとめて洗う家庭では必要容量がまったく違います。
そのため、4人家族だから必ず6kgで十分とは考えないほうが安心です。
メーカーもまとめ洗いや大物洗いを考える場合は余裕のある容量を案内しています。
容量選びの目安を確認したい場合は、日立公式「洗濯機を選ぶ前にココをチェック!」も参考になります。
容量の一般的な目安
一人暮らしでこまめに洗うなら6kg前後、まとめ洗いをする一人暮らしや二人暮らしなら7〜8kg、3〜4人なら8〜10kg前後、洗濯物が多い家庭やまとめ洗い中心なら10〜12kg以上も候補になります。
ただし、これはあくまで一般的な目安です。衣類の量や洗濯頻度によって適切な容量は変わります。
乾燥を使う頻度を決める
ドラム式にするか縦型にするかで迷ったら、雨の日に少し乾燥したいのか、ほぼ毎日、洗濯から乾燥まで終わらせたいのかを考えてみてください。
後者ならドラム式洗濯乾燥機へ予算をかける意味が大きくなります。
朝に洗濯物を干す必要がなくなれば、家事の流れそのものが変わるからです。
逆に、外干しが好き、浴室乾燥機がある、乾燥機を別に設置しているという家庭なら、洗濯機本体の乾燥性能に高い費用を払う必要はないかもしれません。
また、洗濯容量と乾燥容量は同じとは限らない点も重要です。

洗濯12kg・乾燥6kgなら、12kgまで洗ってそのまま12kgを乾燥できるわけではありません。
乾燥まで一気に運転する家庭では、普段の1回分の洗濯物が乾燥容量に収まるかまで確認してください。
設置寸法は本体幅だけ見ない

洗濯機で一番避けたい失敗のひとつが、商品が届いたのに置けないケースです。
本体幅だけでなく、給排水ホースを含む外形寸法、防水パンの内寸、蛇口の高さ、排水口の位置、壁との距離まで測りましょう。
縦型ならフタを全開にしたときの高さ、ドラム式ならドアを開けたときの前方スペースも必要です。
さらに忘れやすいのが搬入経路。
玄関は通れても、廊下の曲がり角や洗面所の入口を通過できない場合があります。
階段、エレベーター、手すり、ドアノブなども実際の搬入幅を狭くすることがあります。
設置できるか不安な場合
商品ページの寸法だけで自己判断せず、購入する販売店の設置確認サービスを利用してください。正確な設置条件はメーカー公式サイトや販売店で確認し、判断に迷う場合は専門スタッフへ相談するのが安心です。
自動投入は毎日使う人ほど便利
最近の中上位洗濯機では、液体洗剤と柔軟剤の自動投入がかなり一般的になりました。
洗濯物を入れ、コースを選び、スタートするだけで洗剤量まで洗濯機に任せられるため、毎日の小さな手間を減らせます。
洗剤ボトルを洗濯機まわりに置かずに済むのも地味に便利。
ただし、自動投入タンクや経路には機種ごとに決められたお手入れがあります。
自動投入だから完全放置できるわけではありません。

特定の洗剤や柔軟剤を頻繁に変える人は、タンクの入れ替えがかえって面倒に感じることもあります。
普段使う液剤がほぼ決まっている人ほど、自動投入の便利さを感じやすいでしょう。
手入れの回数まで比べる
洗濯機は買った日より、数年使い続けたときの扱いやすさが大事です。
縦型なら糸くずフィルターや洗濯槽、ドラム式なら排水フィルター、ドアパッキン、乾燥経路などの確認が必要になります。
とくに乾燥を毎日使うドラム式では、ホコリがたまる部分のお手入れ方法を購入前に見ておくのがおすすめです。
日立の乾燥フィルターレス構造や、シャープの乾燥フィルター自動お掃除のように、メーカーごとに考え方が違います。
機能名の派手さだけでなく、取扱説明書のお手入れページを一度見ると、購入後の生活を想像しやすいですよ。
運転音と時間も確認する
ワンルームや集合住宅、夜間に洗濯する家庭では運転音も気になります。
メーカーの仕様表には洗い、脱水、乾燥それぞれの運転音が掲載されていることが多いので比較できます。
ただ、同じdBでも音の感じ方は住環境によって変わります。
床が振動しやすかったり、本体が水平に設置されていなかったりすると、カタログ数値だけでは分からない振動音が生じることがあります。
防振用品を使う場合も、洗濯機メーカーや設置業者の案内を確認し、不安定になる置き方は避けてください。
縦型とドラム式の違い

縦型とドラム式は、見た目が違うだけではありません。
どこへお金をかけるのか、洗濯後にどんな家事が残るのかが変わります。
どちらが上という話ではなく、自分が減らしたい手間に合うほうを選ぶことが大切です。
縦型は洗濯中心なら選びやすい
縦型洗濯機は、乾燥を必要としない人にとって費用とのバランスを取りやすいタイプです。
8kgから12kg程度の大容量でも、同等クラスのドラム式より本体価格を抑えられる場合があります。
そのため、洗濯後は外干しする家庭、部屋干しスペースがある家庭、衣類乾燥機を別に使う家庭なら候補にしやすいでしょう。
一方、洗濯が終わるたびに衣類を取り出して干す作業は残ります。
ここを負担に感じているなら、安さだけで縦型を選ぶと買い替え後も悩みが残るかもしれません。
ドラム式は乾燥で価値が変わる
ドラム式洗濯乾燥機は価格が高めですが、その差を実感しやすいのが乾燥です。
夜に洗濯物を入れて乾燥まで設定し、朝には着られる状態にしたい家庭では家事時間を大きく変えられます。
共働き、子育て中、花粉の時期に外干しを減らしたい家庭などとも相性があります。
逆に乾燥を月に数回しか使わないなら、ドラム式の購入費用を本当に活かせるか考えてみましょう。
その予算を縦型洗濯機と別置き衣類乾燥機へ振り分ける方法もあります。
◆なおさんのワンポイントアドバイス
私は縦型かドラム式かを決めるとき、「洗濯機そのものが欲しいのか、洗濯物を干す作業まで減らしたいのか」を考えると分かりやすいと思っています。後者なら、乾燥性能へお金をかける理由がはっきりしますよ。
人数別の洗濯機の選び方
洗濯機ランキングを見ていると12kgクラスの上位モデルが目立ちますが、全員に大容量が必要なわけではありません。
人数に加えて、洗濯する頻度やタオルの使用量、スポーツをする家族がいるかなども考えてみましょう。
一人暮らしは6〜8kgが目安
毎日または2日に1回洗濯する一人暮らしなら、6kg前後から選べるケースが多いです。
一方、平日は洗濯できず週末にまとめるなら7〜8kg程度あると余裕を持たせやすくなります。
シーツや毛布を自宅で洗うことが多い人も、少し大きめが便利でしょう。
一人暮らしだから4.5kgや5kgでなければならないわけではありません。
また、新生活で冷蔵庫や電子レンジも一緒にそろえるなら、ニトリの家電3点セットを選ぶときの注意点も参考にしてください。
二人暮らしは7〜10kg
二人暮らしでは7〜8kg程度が使いやすい範囲ですが、週末まとめ洗いやタオル類が多い家庭なら10kgも候補です。
今後家族が増える予定があり、洗濯機を長く使いたいなら少し余裕を持たせてもよいでしょう。
ただし、大容量にすると本体サイズも大きくなる傾向があるので、賃貸住宅では設置場所との兼ね合いが重要です。
二人暮らしで乾燥まで使うなら、8kgクラスのコンパクトドラムも使いやすいですよ。
3〜4人なら8〜12kg
3〜4人家庭は洗濯頻度によって適切な容量差が出やすいところです。
毎日洗うなら8〜10kgでも対応しやすい一方、2日分をまとめる、子どもの着替えが多い、バスタオルを毎日人数分使うという家庭なら10〜12kgの余裕が役立ちます。
乾燥まで使う場合は、洗濯容量より乾燥容量を基準に考えるのもおすすめです。
家族の普段の洗濯物が6kgを超えるなら、乾燥容量7kgモデルまで比較すると使い勝手が変わります。
5人以上は10kg以上を検討
5人以上になると毎日の衣類だけでも量が増えやすいため、10〜12kg以上から検討すると余裕を持たせやすいでしょう。
13kgのドラム式や14kgクラスの縦型など、さらに大容量の製品もあります。
ただし、容量が増えるほど本体も大きくなるため、置けるかどうかを先に確認してください。
大容量モデルを買っても、搬入できなければ意味がありません。
最新モデルと型落ちの選び方
洗濯機は毎年のようにモデルチェンジがあり、最新を買うべきか型落ちを買うべきかで迷いやすい家電です。
最新モデルでは洗浄制御、乾燥、お手入れ、自動投入、操作性などが改良されることがあります。
一方で、基本容量や主要な機能が大きく変わらない年もあります。
そのため、旧モデルの在庫価格が下がっているなら十分魅力的です。
2026年8月時点では、パナソニックが2026年度の新しいLXシリーズを発表しており、NA-LX129Fなどは2026年10月上旬発売予定と案内されています。
日立でも2026年モデルへの切り替えが進んでいます。
新モデルの追加機能を実際に使うか、旧モデルとの価格差はいくらかを比べてください。
発売年が1年古いという理由だけで、使い方に合う洗濯機まで候補から外す必要はありません。
型落ちは在庫と保証を見る
型落ちを購入するときは価格だけでなく、正規流通品か、メーカー保証を受けられるか、販売店の返品や初期不良対応がどうなっているかまで見ておきましょう。
大型家電は故障したときに自分で店舗へ持ち込むのが難しいので、保証の使いやすさは重要です。
高額な洗濯乾燥機で延長保証を付けるか迷っている場合は、家電の5年保証が必要か判断するポイントも参考にしてみてください。
購入前に確認したいこと
機種を決めたら、注文ボタンを押す前に設置と費用を確認します。
大型洗濯機では本体価格以外にも、配送設置費、階段作業などの追加費用、古い洗濯機のリサイクル料金や収集運搬料金が発生することがあります。
防水パンと搬入経路
防水パンは内寸を測り、本体の脚が正しく収まるか確認してください。
排水口が本体の真下に来る場合、追加部品やかさ上げが必要になるケースもあります。
かさ上げ用品は便利ですが、製品によっては振動や安定性に影響する可能性もあるため、メーカーや設置業者が認める方法で設置しましょう。
ドラム式では重量が80kgから90kgを超えるモデルもあります。
自分で無理に動かさず、配送設置サービスを利用するのがおすすめです。
ドアやフタの開き方
ドラム式では右開きと左開きを選べる機種があります。
洗濯機の左右どちらに壁があるか、洗濯物をどちら側へ取り出すかを考えて選んでください。
洗面所の通路をドアがふさいでしまう配置もあります。
縦型の場合は、上に収納棚があるとフタが最後まで開かないことがあります。
本体高さだけでなく、フタ開放時の高さまで確認するのがポイントです。
古い洗濯機の処分方法
家庭用の電気洗濯機と衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象です。
一般的な粗大ごみとしてそのまま出す家電ではなく、買い替え時には販売店などへ引き取りを依頼し、収集運搬料金とリサイクル料金が必要になる場合があります。
制度の正確な内容は、環境省「家電リサイクル法の概要」で確認できます。
中古で購入する場合も、製造年、保証、異音、水漏れ、付属品などを慎重に見てください。
中古家電全体の確認点については、中古家電を選ぶときに確認したいポイントでも詳しく紹介しています。
洗濯機から焦げ臭いにおい、煙、異常な発熱、大きな異音、水漏れ、電源コードの損傷などが見られる場合は、無理に使用を続けたり分解したりしないでください。
電源プラグを安全に抜ける状況であれば使用を中止し、メーカー、購入店、修理業者へ相談してください。正確な情報は使用中の機種の公式サイトや取扱説明書をご確認ください。
洗濯機のよくある質問
最後に、洗濯機のおすすめや選び方を調べているときに出やすい疑問へ回答します。
洗濯機に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 洗濯機は縦型とドラム式のどちらがおすすめですか?
A. 洗濯後に外干しや部屋干しをするなら縦型、洗濯物を干す作業まで減らして乾燥まで任せたいならドラム式が選びやすいです。ドラム式は本体価格が高めなので、乾燥をどのくらい使うかを先に考えてください。
Q2. 4人家族なら何kgの洗濯機がおすすめですか?
A. 一般的には8〜10kg前後から検討しやすいですが、2日分のまとめ洗い、タオルや子どもの着替えが多い家庭なら10〜12kgも候補です。1人1日約1.5kgという目安はありますが、実際の洗濯量を基準に選んでください。
Q3. 洗濯機は最新モデルを買ったほうがいいですか?
A. 必ずしも最新モデルである必要はありません。新モデルで追加された機能を使わないなら、基本性能が近い型落ちモデルのほうが費用を抑えられる場合があります。ただし、販売状況や保証条件は購入前に確認してください。
Q4. 洗濯12kgなら乾燥も12kgできますか?
A. できない機種が一般的です。たとえば洗濯12kg・乾燥6kgなら、洗濯は12kgまで可能でも乾燥は6kgまでです。洗濯から乾燥まで連続運転することが多い場合は、洗濯容量ではなく乾燥容量も必ず確認してください。
Q5. 洗濯機はネット通販で買っても大丈夫ですか?
A. 配送設置、初期不良対応、メーカー保証、古い洗濯機の引き取りまで確認できる販売店なら選択肢になります。本体価格だけで比較せず、設置料金やリサイクル回収を含めた総額を確認してください。設置条件に不安がある場合は販売店や専門スタッフへ相談しましょう。
洗濯機おすすめ12選まとめ

洗濯機の人気ランキングを見ると上位モデルへ目が向きますが、人気順位より自分の暮らしに合う条件を先に決めることが大切です。
洗濯から乾燥まで毎日任せたいなら、ヒートポンプ乾燥を中心としたドラム式が便利。
外干しや部屋干しが中心なら、縦型にすることで購入費用を抑えながら大容量や自動投入を選べます。
- 洗濯物を干す作業まで減らしたいならドラム式
- 洗濯中心で価格とのバランスを求めるなら縦型
- 容量は人数だけでなく洗濯頻度とまとめ洗いで決める
- 洗濯容量と乾燥容量は別々に確認する
- 防水パン、蛇口、搬入経路、ドアやフタの開閉まで測る
- 自動投入やお掃除機能は実際に使うかで判断する
- 最新モデルと型落ちは追加機能と価格差を比べる
私なら、まず乾燥を毎日使うかを決め、そのあと容量と設置寸法を確認します。
ここまで決まれば、何十台もある洗濯機を全部比べる必要はありません。
条件に合う定番モデルへ候補を絞り、最後に価格、保証、日々のお手入れを比べるくらいがちょうどいいですよ。
購入前には型番、最新価格、在庫、設置条件、保証内容をメーカー公式サイトや販売店で確認してください。
設置や故障、安全面に判断できない点がある場合は自己判断で無理に対応せず、メーカー、販売店、設置業者などの専門家へ相談しましょう。
◆なおさんのワンポイントアドバイス
洗濯機は毎日のように何年も使う家電です。人気だからではなく、「この機能なら自分の洗濯がラクになる」と納得できる一台を選んでみてください。そこが決まれば、価格差にも振り回されにくくなりますよ。

